本能寺の変 「明智憲三郎的世界 天下布文!」

『本能寺の変 431年目の真実』著者の公式ブログです。
通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。

『殺人犯はそこにいる:隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』紹介

2015年05月30日 | 427年目からの挑戦
 清水潔著『殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件 』新潮社をご紹介します。是非お読みいただき、この重大な問題へのご理解をいただきたいと思います。
 この本は1979年から栃木県と群馬県の県境で発生している一連の事件の真犯人を追跡・捜査したジャーナリストのドキュメンタリーです。事件のあらましはWikipediaをお読みください。
 >>> Wikipedia北関東連続幼女誘拐殺人事件のページ

 この本は2013年11月出版で35年前から起きた事件を追っています。『本能寺の変 431年目の真実』は2013年12月出版で431年前の事件を追っています。読むと共通点が多いのに驚きます。35年前も431年前も起きたことの真実を捜査する観点では、実はそれほど条件・状況が違わないのです。
 普通の市民感覚で抱く当然の疑問が通らない世界、権威を守ることが目的となってしまった組織、消極証拠と名付けられて握りつぶされる都合の悪い証拠、B級事件に仕立てあげてしまう専門家、先輩が言っているので間違いないという徒弟意識、真実を知りたいという被害者遺族と犯人を逮捕して裁けばよいとする当局との決定的な違い、「筋読み」という専門家の勝手なストーリー作り、専門家による捜査にはとても及ばないけれどもそれでも自分で調べ直さねばならないという真実追求者の使命感・執念。
 『本能寺の変 431年目の真実』に対する歴史学界の厚い壁が厳然として存在しますが、この本の著者は警察・検察・裁判所・マスコミの厚い壁に挫けることなく、繰り返しぶつかって真実にじわじわと迫っていきます。そして、とうとう真犯人に行きつきます。その粘り強い戦いには、とても頭が下がります。
 しかし、結局、犯人逮捕には至りません。その不合理には怒りと悔しさを感じざるを得ません。
 この本のamazonでの読者の評価は高く、よく売れているのは当然です。是非、お読みいただき、今現在、北関東に存在している危険な状況をご理解いただきたいと思います。犯人は逮捕されることなく、現に今もそこにいるのです。その点は431年前の事件とは決定的に違います。
殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件
クリエーター情報なし
新潮社


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 『本能寺の変 431年目の真実』(文芸社文庫)
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