『「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業』(明智憲三郎著・文芸社・2016年5月)の抜粋をこのブログで順次ご紹介します。今回は「はじめに」と「おわりに」です。著者がこの本に込めた思いをご理解いただければと思います。
はじめに
歴女ブームといわれて久しいですが、逆に「歴史は好きでない」という若い人が近頃増えているように思います。おそらく学校で教える歴史が暗記学に過ぎないからではないでしょうか。歴史の基礎知識として「何年に何が起きた」と覚えさせることは必要でしょうが、それが「歴史学」だと誤解させているとすると、歴史教科担当の先生も反省しなければなりません。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉があります。歴史に学ぶとは「本能寺の変はイチゴパンツ(一五八二年)」と覚えることではなく、本能寺の変の起きた時代状況やその状況下での織田信長・明智光秀といった武将たちの生き方・考え方を学んで、自分の経験では得られない知識を得ることです。他人の経験を疑似体験することによって自分の経験値を高めると言ってもよいでしょう。自分の現在や未来に活かすために大いに歴史を学びませんか。歴史学は過去学ではなく、未来学。そのことを本書から少しでも感じとっていただければ幸いです。
おわりに
歴史学は過去学ではなく、未来学。そのことを少しでも本書から感じとれたら幸いです。
戦国武将に共通した思いは平清盛の轍を踏まない、つまり自分の死後の一族に対しても責任を果たすことだったと思います。現代人には希薄なこの思いにどれだけ共感を持てるか。そこに歴史に学ぼうとするか、それとも歴史を娯楽として楽しむことに留まるかの分かれ道があるような気がしてなりません。「学ぶ感動は学ぼうとする者にしか訪れない」といわれます。大いに歴史に学んでみませんか。
本書では本能寺の変の変な話を中心に解説しました。『織田信長 四三三年目の真実 信長脳を歴史捜査せよ!』、そして『本能寺の変 431年目の真実』へと順に読み進んでいただくと現代人の想像をはるかに超えた広がりと深さのある本能寺の変という事件の全貌がようやく見えてくると思います。そこに皆さんの歴史学への入り口が開けてくるのではないかと期待します。
定説に固執する方々から目の仇?! amazonカスタマーレビューに理性を欠く誹謗中傷! 歴史学を科学にしたいのですが・・・
>>> 本能寺の変、その「うんちく」間違っています!
>>> 第2回「プロローグ」へ
>>> 第3回「ハゲだから謀反って変だ!」へ
>>> 第4回「百年もたってるって変だ!」へ
>>> 第5回「そのリアリティって変だ!」へ
>>> 第6回「恨んで謀反って変だ!」へ
>>> 第7回「天下を取る五月って変だ!」へ
>>> 第8回「その四国説って変だ!」へ
>>> 第9回「証言無視って変だ!」へ
>>> 第10回「『敵は本能寺にあり』って変だ!」へ
>>> 第11回「『仕方がない』って変だ!」へ
>>> 第12回「前夜まで秘密って変だ!」へ
>>> 第13回「何でも偶然って変だ!」へ
>>> 第14回「信長の油断って変だ!」へ
>>> 第15回「これで光秀討ちって変だ!」へ
>>> 第16回「一日八十キロって変だ!」へ
>>> 第17回「みんな勘違いって変だ!」へ
>>> 第18回(最終回)「エピローグ 歴史捜査に学ぶ」へ
>>> もはや本能寺の変に謎は存在しない!利休・秀次切腹事件にも!
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明智憲三郎著の第4作『「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業』文芸社
「秀吉がねつ造し、軍記物に汚染された戦国史を、今一度洗濯いたし申し候」。40万部突破の『本能寺の変 431年目の真実』の著者、明智憲三郎がさらなる歴史捜査を通じて、より解り易く「本能寺の変」の真実を解説した歴史ドキュメント! 「ハゲだから謀反って変だ! 」「歴史の流れ無視って変だ! 」「信長の油断って変だ! 」等々、まだある驚愕の真実に迫る!
本能寺の変研究の欠陥を暴き、「本当の歴史」を知る面白さを説く!
「若い方々や歴史に興味のない方々に歴史を好きになってもらいたいと思って書きました」 明智憲三郎
>>> サンテレビ「カツヤマサヒコSHOW」対談YouTube動画はこちら
【明智憲三郎著作一覧】
2016年5月発売予定
『「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業』文芸社
>>> 文芸社のページ
2015年7月発売
『織田信長 四三三年目の真実 信長脳を歴史捜査せよ!』幻冬舎
>>> 幻冬舎のページ
2013年12月発売
『本能寺の変 431年目の真実』文芸社文庫
>>> 文芸社のページ
2009年3月発売
『本能寺の変 四二七年目の真実』プレジデント社
はじめに
歴女ブームといわれて久しいですが、逆に「歴史は好きでない」という若い人が近頃増えているように思います。おそらく学校で教える歴史が暗記学に過ぎないからではないでしょうか。歴史の基礎知識として「何年に何が起きた」と覚えさせることは必要でしょうが、それが「歴史学」だと誤解させているとすると、歴史教科担当の先生も反省しなければなりません。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉があります。歴史に学ぶとは「本能寺の変はイチゴパンツ(一五八二年)」と覚えることではなく、本能寺の変の起きた時代状況やその状況下での織田信長・明智光秀といった武将たちの生き方・考え方を学んで、自分の経験では得られない知識を得ることです。他人の経験を疑似体験することによって自分の経験値を高めると言ってもよいでしょう。自分の現在や未来に活かすために大いに歴史を学びませんか。歴史学は過去学ではなく、未来学。そのことを本書から少しでも感じとっていただければ幸いです。
おわりに
歴史学は過去学ではなく、未来学。そのことを少しでも本書から感じとれたら幸いです。
戦国武将に共通した思いは平清盛の轍を踏まない、つまり自分の死後の一族に対しても責任を果たすことだったと思います。現代人には希薄なこの思いにどれだけ共感を持てるか。そこに歴史に学ぼうとするか、それとも歴史を娯楽として楽しむことに留まるかの分かれ道があるような気がしてなりません。「学ぶ感動は学ぼうとする者にしか訪れない」といわれます。大いに歴史に学んでみませんか。
本書では本能寺の変の変な話を中心に解説しました。『織田信長 四三三年目の真実 信長脳を歴史捜査せよ!』、そして『本能寺の変 431年目の真実』へと順に読み進んでいただくと現代人の想像をはるかに超えた広がりと深さのある本能寺の変という事件の全貌がようやく見えてくると思います。そこに皆さんの歴史学への入り口が開けてくるのではないかと期待します。
定説に固執する方々から目の仇?! amazonカスタマーレビューに理性を欠く誹謗中傷! 歴史学を科学にしたいのですが・・・
>>> 本能寺の変、その「うんちく」間違っています!
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>>> 第10回「『敵は本能寺にあり』って変だ!」へ
>>> 第11回「『仕方がない』って変だ!」へ
>>> 第12回「前夜まで秘密って変だ!」へ
>>> 第13回「何でも偶然って変だ!」へ
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>>> 第15回「これで光秀討ちって変だ!」へ
>>> 第16回「一日八十キロって変だ!」へ
>>> 第17回「みんな勘違いって変だ!」へ
>>> 第18回(最終回)「エピローグ 歴史捜査に学ぶ」へ
>>> もはや本能寺の変に謎は存在しない!利休・秀次切腹事件にも!
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明智憲三郎著の第4作『「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業』文芸社
「秀吉がねつ造し、軍記物に汚染された戦国史を、今一度洗濯いたし申し候」。40万部突破の『本能寺の変 431年目の真実』の著者、明智憲三郎がさらなる歴史捜査を通じて、より解り易く「本能寺の変」の真実を解説した歴史ドキュメント! 「ハゲだから謀反って変だ! 」「歴史の流れ無視って変だ! 」「信長の油断って変だ! 」等々、まだある驚愕の真実に迫る!
本能寺の変研究の欠陥を暴き、「本当の歴史」を知る面白さを説く!
「若い方々や歴史に興味のない方々に歴史を好きになってもらいたいと思って書きました」 明智憲三郎
>>> サンテレビ「カツヤマサヒコSHOW」対談YouTube動画はこちら
「本能寺の変」は変だ!著者:明智憲三郎価格:1,080円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る |
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文芸社 |
【明智憲三郎著作一覧】
2016年5月発売予定
『「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業』文芸社
>>> 文芸社のページ
2015年7月発売
『織田信長 四三三年目の真実 信長脳を歴史捜査せよ!』幻冬舎
>>> 幻冬舎のページ
2013年12月発売
『本能寺の変 431年目の真実』文芸社文庫
>>> 文芸社のページ
2009年3月発売
『本能寺の変 四二七年目の真実』プレジデント社