狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

祇園様演芸大会⑦

2010-07-24 18:42:50 | 狩江の暮らし
プログラム 「祇園様の歩み」

これまでの約20年間のシーンがスライドで紹介されました。
歴代の区長さんをはじめ、有志の方のご苦労でずっと続いてきたこの行事。
そのなかでこの田舎芝居文化を語るうえで切っても切れない人物・・・
中川ユキ子さんが、その地区への貢献をされてきたことで、区長さんから
感謝状がおくられました。
お歳は90を越えていらっしゃいますが、まだまだ芝居に対しては現役以上の
情熱をお持ちです。まだまだこれからもご活躍を期待しております!

祇園さま演芸大会③

2010-07-20 20:07:15 | 狩江の暮らし
プログラム 婦人会(たんぽぽ)による「夢かまことか?シャンゼリゼ」

婦人会若手によるミュージカルで~す!
ある一家が宝くじに当たり、あこがれのパリでの模様をミュージカル風にアレンジ、
テンポよく笑いとジョークと踊りで観客を魅了しました。素敵!
最近はこの様に芝居が大変洗練されてきた気がするのは私だけでしょうか?

祇園さま演芸大会 ただ今リハーサル中

2010-07-16 22:11:20 | 狩江の暮らし
門之脇集会所を覗いてみました・・・・

夜9時になっていますが、今夜は最後のリハーサルということで
会場設定やら電気系統の設置、そして明日上演予定のみなさんがいっぱい寄っています。
昨夜も11時ころまで練習していたのには大変驚き!
今夜も最後の詰めの練習をやっておりました・・・えらい!

どうしてこんなに盛り上がるのでしょう?
一日仕事して疲れているにもかかわらず、みんな熱心にこの地区行事に参加されています。
だれに言われるまでもなく、自分の役をちゃんとわきまえてみんなで協力しあって
います。ある人は明日の売り物の料理の役、ある人は芝居役者の役をこなし、
片や2ヶ月の赤ちゃんを旦那さんが抱きながら、奥さんは踊りの師匠を務め
会場設定や音響をする人、司会、すべて手作り。すべて自前。
そんな手作りの地区の演芸行事がいとも簡単にみんなの力でできあがってしまう。
これこそ地域の力ではないかと思うのです。

みんなが自分の役割を知り、自主的に行事が進行してゆく・・・
すばらしいと思います。
どこからか予算が付くわけでもなく、自分達による自分達が楽しむ為に
毎晩集まってワイワイ言いながら作り上げてゆくこの狩浜の良さ。
わたしは自信をもって、このパワーを誇りに思います。

あすは多分梅雨明け宣言がでるのではと思いますが、きっと集会所は
大入り御免となるはずです。門之脇はいま、地域文化の絶頂期です!

7月

2010-07-15 20:36:54 | 狩江の暮らし
今年も7月15日がやってまいりました。
そう、門之脇地区の東の山の中腹に祀られている、スサノウの命の祭り
通称「祇園様」の日です。
以前春日神社に祀られていたのを、この地に祀ったものらしく
いつごろからこうやってこの日に詣でるようになったのかは、はっきりしません。
写真は参道入り口付近の様子です。
この日がくると、やがて梅雨が明け、夏本番を迎えます。