ご存知のかたもおられると思いますが、狩浜の段々畑の特徴として、その資材が
石灰石ということです。
その石灰石は明浜町を横に横断した形で層をなしています。
その石灰石の層が地表に露出しているのが、この写真のあたりや狩浜の段々畑の
ある山の中腹です。写真地点は特に断層が通っていて、直に地層を観察できる
貴重な場所です。この石灰が過去に多大な富をもたらしました。
その恩恵の一部として、狩浜の段々畑の石があります。白い景観とコバルトの海は
私たちの財産です。
ご存知のかたもおられると思いますが、狩浜の段々畑の特徴として、その資材が
石灰石ということです。
その石灰石は明浜町を横に横断した形で層をなしています。
その石灰石の層が地表に露出しているのが、この写真のあたりや狩浜の段々畑の
ある山の中腹です。写真地点は特に断層が通っていて、直に地層を観察できる
貴重な場所です。この石灰が過去に多大な富をもたらしました。
その恩恵の一部として、狩浜の段々畑の石があります。白い景観とコバルトの海は
私たちの財産です。
先日も紹介したように、狩浜のみかん段々畑は県下有数の景観と文化的価値の
高いものとして評価されています。
ただこの景観を文化財的なところまで高めようとするならば、その保存などの点で
地元の理解や知識の徹底、意識向上などをもっともっと上げてゆかなければなりません。
まず、ここに住んでいるわたしたちが、この段々畑について勉強しなければなりません。
基盤となるような組織が今、必要と思われます。
今、役目を終えてひっそりと藪に包まれ、周囲の景観に溶け込んでいる産業文化遺産。
この地区では、県内でも珍しいこのような場所が数箇所あります。
残念、見てのとおり厚い雲に覆われて、狩江地区は朝方金環日食が見られませんでした。
でも小学校では観測で、三日月型の太陽が見られたのこと(児童によると)。
とりあえず百何十年ぶりかの天体ショーとのことなので、記録写真に収めました・・・。
私たちに心の安らぎや潤いのある生活環境をあたえてくれるものに、文化財があります。
では、文化財とは?
大きく分けて6つあります。
①有形文化財 ・・・・・・ 建造物、絵画、古文書など
②無形文化財 ・・・・・・ 演劇、音楽、工芸技術など
③民俗文化財 ・・・・・・ 衣食住、行事、風俗習慣、など
④記念物 ・・・・・・ 古墳、城跡、旧宅など
⑤文化的景観 ・・・・・・ 人々の生活や地域の風土により形成された景観地
⑥伝統的建造物群・・・・・・ 歴史的風致を形成している伝統的健造物群で価値の
高いもの
いま明浜地区でその文化財候補として注目されるのが、写真の石灰窯群です。
(有形文化財)
そして、狩浜の段々畑の景観です。(文化的景観)
身近にわたしたちは、すばらしい財産を持っていることに気付かなくては
ならないと思います。