狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

第32回狩江地区教育研究大会・第22回公民館振興研究大会

2014-01-26 17:12:07 | 狩江の暮らし

 

タイトルからいって非常に敷居の高そうな、なにやら難しそうな会でありますが

要は狩江地区の年に1回の学校の授業みたいなものです(関係者の方のお叱りを受ける

かもしれませんが・・・)。今回のテーマは東洋大学准教授、菅原麻衣子先生による

「狩江の教育力は日本の”お手本”、だからこそ今必要な地域づくり」。

       

先生はこれまで幾度となく狩江に来られて、ここの環境デザインを研究されています。

講演会では、残念ながら幕を閉じてしまう狩江小学校のこれからの活用、どんな

意識をもってこれから住民が地区の未来を創ってゆくか、などの内容で進行しました。

その中で、「廃校利用」というちょっとマイナーな感じのするこの言葉を、先生が

こんな感じでは?と出されたのが、以下の写真です。あと幾つかあったのですが

私の独断で2つ紹介します。

いい感じでしょう?

公演を通じて、そんなに堅苦しくない有意義な研究大会でした。

やっぱり聞いて良かったです。


冬景色

2014-01-15 21:04:57 | 狩江の暮らし

ちりめんではありません、大根です。

さて、かりとりもさくの会では、今年度、ジオパーク認定に伴って

狩浜段々畑のジオガイドの養成講座の開設に向けて進んでおります。

多分これからいろいろな状況が予想されますので、他に先駆けていち早く

地域独自のガイドを自分たちで養成しようとの試みです。

同時に、地域の歴史文化を学習する塾も開けたらいいなと思っています。

しかし、時間と労力、資金など必要ですし、みなさん仕事を持っての活動なので

大変であることは確かです。でも、これからこのふるさとに住み続ける者の役目であり

じいさんばあさんの世話をして、なおかつ地域を存続してゆかなければならない

我々の大きな宿題です。ぜひ都会に出ておられる方々の応援も期待します。


冬景色

2014-01-09 21:52:17 | 四季の風景

明日あさにかけて、寒波が到来、かなり寒くなるとのこと。

宵より狩江もみぞれ模様。ブルブルです。予報最低温度2°、最高7°。

この数字は当地では、第1級の寒さ!北国の方に笑われますね・・・。

お正月の間、天気良かった反動ですね。


帰省の方からの、あるヒント、頂きました

2014-01-04 21:48:30 | 狩江のジオパークポイント

       

ジオパークのポイントに、通称「たこやき島」、あるいは「島のもと」(本来はこの

島のもととは、この岸付近の地名だそうです)があるのをご存知ですか?

今日は夕日がきれいでした。

さて、都会から帰省されていた方もいらっしゃったと思いますが、知人にジオパークポイントの

段々畑を見せてあげた時の話です。こちらの出身者ではなかったのですが、

我々地元の者はありきたりの、ある風景がとても新鮮だと話していました。

それは、キャリーにミカンを積んだ軽四トラックと、モノラック

ええっ!?まるで当たり前の風景なのですが(我々にとって)、ミカンがなっている畑や

それを運んでいる風景は、初めて見る者にとっては、私が東京スカイツリーを目にする

感覚と一緒なのです。モノラックはまるでジェットコースターだと。ミカン満載の軽四は

都会では見ることできません。規模の差こそありますが、考え様によっては、

モノラックにしてもミカンキャリーにしても充分魅力ある資源なんだと感じました。

そんな小さなものからまず、地元を発見してみたいと思うのです。

 


新年あけましておめでとうございます!

2014-01-03 15:41:33 | 四季の風景

        

こちらは正月3ヶ日、大変天気が良く、神社に参拝された方も多いと思います。

春日神社は大晦日から新年にかけて、若い人たちの威勢のいい太鼓の音や掛け声で

賑やかでした。春日神社の杜は、エネルギーが満ち溢れていました。

2日は厄年の方の神事が行われていました。

10年あまり前から、狩江小学校では祭り太鼓の打ち方を、故上田氏の指導で

小学生に教える講座をおこなっておりました。

現在もその講座は引き継がれていますが、その卒業生が今、いろいろなシーンで

伝統のリズム感たっぷりの太鼓の音を披露しています。このようなかたちで

狩浜の心が子供たちに引き継がれていることは喜ばしいことだと感銘!

狩浜秋祭り、歌舞伎くずし盆踊り、白い段畑、・・・わたしたちにはいっぱい誇れるものが

あります。戦後の日本はあまりにも経済的豊かさを追求しすぎた挙句、もの言わない

文化的精神的財産をいとも簡単に消してしまいました。

でも、わたしたちは少なくとも流れに惑わされることなく、cool Karie を世界に

発信できる感覚と思考を持ち続けたいものだと、この年始に心しております。