イノシシの気配がしたので、1時間ほどでそそくさとかえりました。
このところちょっと暑く感じる日があります。
もう5月ですからこんなもんかもしれません。
仕事の途中、ビワがいっぱいなってる木がありました。たしか去年はあんまり成らなかったような・・・・。
なんかうまそうでしょう?いたるところに生えてるビワの木は実が大きかったです。
今度の道つくりの日には、途中のビワの実を食べてみます。だいたい5月~6月初めに道作りって
地区の奉仕作業が毎年あって、その時にいつも農道のビワをちょっともらって食べるんです。
休憩の時に。
今年は6月14日にあります。そのころには実は丸々となっているでしょう。
春の時期、大潮がやってくる。
通称「島の元」が陸続きとなり、この時とばかり子供たちは島に渡って探検したものだ。
また海岸線はしおひがりの人で賑わった。
しかしみんながあんまり足を運ばない方向=お伊勢山の海岸線をずっと西に歩いたところには
この大潮の時期にしか姿を出さない岩がある。
拡大すると
斜めに岩が突き出ているのがわかりますか?立岩(たていわ)と申します。
いわゆる四万十帯の砂岩泥岩が浸食されてできたものです。はるか白亜紀に付加体として形成された地質。
その頃はまだ狩江も中国大陸の一部!
この場所は、R378の車の中からでは見えにくいです。いったん下車して探さないと見えませんよ。
この写真の後ろには、かつての石灰岩採掘場があります。またその積み下ろし場の石組も残っています。
昔を語ることができるスポット。ジオガイド海コースのひとつです。
みなさん、GWに入ったそうですがお変わりないでしょうか?
わたしはGWはほとんど関係ありません(仕事です😢)。
コロナ感染防止で外出も自粛されており、いつもならR378をバイクがバタバタタと列をなして通ったり、県外ナンバーの車がひっきりなしに通るといったような光景が、・・・・見られません!静か!です。
なのでのんびり宇和海のチリメン漁の船をカメラで追っかけてみました。
ふと海岸線を覗くと、きれいな海藻類が目に入ったので
さらにズームして
海底の森がわかりますか?きれいです。
明日も天気が良さそうなので、カメラ持って営業します。
今の春の季節にはよく潮干狩りに行ったものです。学校から帰ると、クワやらスコップやらバケツ持って、島の元や川尻、お伊勢山の磯へ走っていったものです。走らないとすぐ潮が満ちてくるから!4月あたりは大潮の時期なんです。
現地に行けば、もうみんなが必死で貝を掘っております。大人もこどももがじゃがじゃ掘り起こしてます。わが門脇子供連も一目散に目指すはポイント。
スコップで一回掘り起こすと、出るわ出るわ通称「おとこ貝」(あさりのおおきいやつ)がごろごろ。ひゃーっ!この喜び、ポイントが当たった快感!瞬く間にバケツは一杯。でも子供だからそんなにバケツ一杯だと家まで持って帰れない。よって8割方でOK(これでも重い)。数人で分けて、家路につくのであります。このように何人かで仕事を分担しないと完結できないのであります。
掘る者(これはリーダー格)、探すもの、バケツに入れる者、帰りにバケツを持つ者(力のあるもの)、みんな子供間の協働によって成り立っていて、その日の磯における収穫は、その日のグループのメンバーの完成度によって約束されるのです。
だから平常時の親分、子分の役割分担やメンバーの充実度がここで生かされ、試されるんです。(難しいだろ!単に潮干狩りと言うなかれ)
さように昭和の時代はいい時代でした。さて、現在の磯(といってもうちの前の
石垣護岸ですが)は今こんなカキや貝が引っ付いてます。昔の厚い身のあるカキとは
違います。いつからこんなになってしまったんでしょうね?
狩浜の山々は現在柑橘園のみかんで埋まっています。
でもひとたびその木や草を除けば・・・・
石灰岩で覆われているのです。
白い岩が石灰岩。
その石を使って段々畑が作られている、まさにその原風景。
本日災害より10日目。
地元の段々畑をガイドするコースを廻ってみました。
まず、川の石ころがごろごろしています。底に土砂が溜り
見ての通りの満杯状態。
これは中腹の沢の様子。このあたりは、下からは滝のように水が流れていたのが見えました。
大狩浜地区の段々畑の崩れ。小さな崩壊はありますが、小規模。
中継地地点(コース休憩所付近)からの様子です。
お伊勢山方面。向こうの吉田あたりの山崩れが確認できます。
俵津~吉田白浦付近の山崩れ。数多くの山崩れが見えます。
枝浦地区の山。ほとんど被害がありませんでした。段々畑の石積、無敵なり!
本裏側の山肌です。山崩れが数ヶ所確認できました。
また、R378からこの本浦農道に入る入口付近でも崩落があり、農家の人は
かなりの苦戦を強いられそうです。
ただいろいろな所を見て思ったのですが、ここ狩浜においては
山崩れが他に比べ少なかったように思います。
下の写真は吉田町白浦付近。
被害の多くはサゴ畑でした。つまり、石垣での補強のない段々畑。
狩浜が比較的被害を免れたのも、しっかりした石積みがきっと守ってくれたと
確信します。
R375狩浜~高山線 山の中腹より崩れ、国道をまたぎ、ミカン畑へ
同じくR378狩浜~高山線 みかん倉庫を押しつぶす
R378渡江堀切付近から 山がいくつも抜ける
渡江地区は、山からの泥水が集落を襲いました。
渡江魚付き保安林のある半島 2か所抜けて、通行不可
俵津Aコープ付近 裏山が崩れ、Aコープ店舗は被害大