春の時期、大潮がやってくる。
通称「島の元」が陸続きとなり、この時とばかり子供たちは島に渡って探検したものだ。
また海岸線はしおひがりの人で賑わった。
しかしみんながあんまり足を運ばない方向=お伊勢山の海岸線をずっと西に歩いたところには
この大潮の時期にしか姿を出さない岩がある。
拡大すると
斜めに岩が突き出ているのがわかりますか?立岩(たていわ)と申します。
いわゆる四万十帯の砂岩泥岩が浸食されてできたものです。はるか白亜紀に付加体として形成された地質。
その頃はまだ狩江も中国大陸の一部!
この場所は、R378の車の中からでは見えにくいです。いったん下車して探さないと見えませんよ。
この写真の後ろには、かつての石灰岩採掘場があります。またその積み下ろし場の石組も残っています。
昔を語ることができるスポット。ジオガイド海コースのひとつです。
高校を卒業するまでの18年狩江に住んでおりましたが、さすがにこの立岩は見たことがありませんでした。
ひえんだ,はたけんだよりも高山寄りに位置しているのでしょうか?
狩江を離れて38年 この先もう見ることはないんだろうな・・・(涙)
ながれって言うのかな?そこらへんです。
マニアックな狩江の風景を写真におさめますので
これからもご期待ください。