民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

語り手のわたしと聞き手のあなたが
一緒の時間、空間を過ごす。まさに一期一会。

博物学者「南方熊楠」

2021年12月16日 17時14分51秒 | 身辺雑記
12月16日(木)
一昨日、昨日、今日とオフ日。
自転車でスーパーに買い物に行ったくらい。

18日(土)のビートクラブライブで弾く曲の練習をしていた。
(いつもは第二週だけれど、今回は先方の都合で第三週になった)
ほかの曲に手を出したくなるのがオレの悪いクセ。
そこをグッとこらえて練習して、なんとかライブでいける感覚を掴んだ。

南方熊楠(みなかたくまぐす)に興味を持って、
図書館から何冊か借りたがとても難しくて歯が立たなかった。
漫画ならどうだろうと借りたのが、
自然を愛した「人間博物館」南方熊楠 荒俣宏監修 小学館
さすがにスラスラと読めた。

解説で気になったのが「エキセントリック」という言葉。
以下、解説から抜粋

南方熊楠はその人間性も型破りだったため、奇人と呼ばれています。
熊楠が留学したイギリスには、独自の信条によって生活し、
りっぱな業績をあげる学者や芸術家を、
エキセントリック、と呼んで尊敬する習慣があった。
エキセントリックとは「中心から外にいる人」という意味で、
ふつう「奇人」と訳されますが、独自の道を追求する人、
という意味に近いといえましょう。

熊楠にとって不幸だったのは、日本の学会がまだエキセントリックを受け入れ、
尊敬するだけの余裕をもたなかったことでしょう。
在野で独自に研究する学者を無視したのです。