森永キャラメルが好きで、常時持ち歩いている。
4,5日前、右の奥歯がキャラメルにくっつくようになった。
あきらかに様子がおかしい。
けれど、確かめるのが怖くてそのままにしていた。
昨日、覚悟して、どの歯だろうと指でつまんでいたら、
右上の奥から二本目の歯がポロッと取れた。
根っこは完全に縁が切れていて両側の歯にはさまっていただけだ。
ショックでガクッと肩を落とした。
新車を自分のミスで擦り傷をつけたことがあるが、
そのときのショックに近い。
もうキャラメルを食べるのは止めよう。
なるべく噛むのは避けていたが、
それでもいつかこうなるのではと心配はしていた。
前にガムを噛んでいて、グキッと差し歯が取れてから、
ガムを噛むのは止めていたのに、似たようなことを繰り返してしまった。
取れた歯の跡を舌でさぐると差し歯になりそうもない。
ブリッジになるんだろうな。
三本目のブリッジになる。
そのうち、ブリッジにすることもできなくなって、入れ歯になっていくんだろうな。
暗澹たる気持ちに気が滅入る。
数日前に「老いを楽しむ」と公言した。
その手前、落ち込んでばかりもいられない。
しかし、少しずつ、なだらかに坂を下るようになら、
気持ちの整理もつくだろうが、突然はつらい。
だが、「一寸先は闇」
明日、目が見えなくなるかもしれない。
明日、脳溢血かなんかで倒れ、半身不随になるかもしれない。
それでも、「老いを楽しむ」なんてのんきなことを言っていられるか。
前にそんなことを言ってたことを思い出せれば、いくらか救いがあるかもしれない。
それと正岡子規の「病牀六尺」など死の末期まで書いた随筆を読んだのも大きい。
あのありさまに比べたら、歯の一本が取れたくらいで騒いでどうするという気持ちになる。
時間がたって、ショックもだいぶ和らいできた。
しかし、老いは悲しい。
「老いを楽しむ」なんて言うんじゃなかった。
4,5日前、右の奥歯がキャラメルにくっつくようになった。
あきらかに様子がおかしい。
けれど、確かめるのが怖くてそのままにしていた。
昨日、覚悟して、どの歯だろうと指でつまんでいたら、
右上の奥から二本目の歯がポロッと取れた。
根っこは完全に縁が切れていて両側の歯にはさまっていただけだ。
ショックでガクッと肩を落とした。
新車を自分のミスで擦り傷をつけたことがあるが、
そのときのショックに近い。
もうキャラメルを食べるのは止めよう。
なるべく噛むのは避けていたが、
それでもいつかこうなるのではと心配はしていた。
前にガムを噛んでいて、グキッと差し歯が取れてから、
ガムを噛むのは止めていたのに、似たようなことを繰り返してしまった。
取れた歯の跡を舌でさぐると差し歯になりそうもない。
ブリッジになるんだろうな。
三本目のブリッジになる。
そのうち、ブリッジにすることもできなくなって、入れ歯になっていくんだろうな。
暗澹たる気持ちに気が滅入る。
数日前に「老いを楽しむ」と公言した。
その手前、落ち込んでばかりもいられない。
しかし、少しずつ、なだらかに坂を下るようになら、
気持ちの整理もつくだろうが、突然はつらい。
だが、「一寸先は闇」
明日、目が見えなくなるかもしれない。
明日、脳溢血かなんかで倒れ、半身不随になるかもしれない。
それでも、「老いを楽しむ」なんてのんきなことを言っていられるか。
前にそんなことを言ってたことを思い出せれば、いくらか救いがあるかもしれない。
それと正岡子規の「病牀六尺」など死の末期まで書いた随筆を読んだのも大きい。
あのありさまに比べたら、歯の一本が取れたくらいで騒いでどうするという気持ちになる。
時間がたって、ショックもだいぶ和らいできた。
しかし、老いは悲しい。
「老いを楽しむ」なんて言うんじゃなかった。
仕事が忙しい日々が続いていましたが、今週末まで春休みなので、久しぶりにブログを更新する余裕が出てきました。
また来週から仕事ですが・・・
老いについて、まさにタイムリーな話です。
先日、実家の父から母に認知症の症状が出てきたてきたいう話を聞きました。
父は社交的で、趣味もあるので、元気なのですが、母は数年前仕事をやめてから、家にこもりっきりで、人との接触もないからか、ここ数ヶ月で、一気に認知症が加速してしまったようです。
いずれそうなるとは思っていたものの、母はまだギリギリ60代なので、予想より早かったです。
認知症の症状を見に来る方を、母が「私は病気じゃない!」と言って追い出してしまうそうです。今日が何日かもわからないとか・・・
この間まで元気でも、一か月後はどうなっているかなんてわかりませんね。
志村けんだって、あんなに元気だったのに、新型コロナで亡くなってしまっったので・・・(ものすごいショックです)
外から見ても、突然の老いはつらいなと感じます。
老いとどう付き合っていくか・・・
悲しいことがあるでしょうが、時々あるすごく嬉しいこととかが、心の支えになるのかなと想像しています。
あと、やっぱり夢中になれることがあるっていいですよね。
そういうものを、私も持ち続けたいです。
元気そうで安心しました。
お母さんのことは心配ですね。
天寿をまっとうできればいいのですが。
私は70歳を過ぎたけれど、
(8月の誕生日で72歳、ネズミ年)
まだボケていない、と思っている。
老いを楽しむ、と言ったり、老いを悲しむ、と言ったり、
一体どっちなんだと突っ込まれそうだけど、
どっちも偽らざるいまの心境です。