標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

ウィスキー漬けの梅酒で猛暑に挑戦?

2017-07-10 19:35:22 | 日記
水と氷りで割った梅酒

今日も35度を超えた。扇風機で風を取り、暑さをしのいでいると、妻が昨年漬けた梅酒があるよと言って持ってきた。水と氷りで割ったもの。

梅の果肉もうまい

焼酎で漬けるのは一般的だが、知人からブランディ―でつけると一味変わった味だと聞き、わが家に在ったウイスキーで漬けた1年物。ウィスキーと砂糖に色を付けるために塩もみした紫蘇も入れてある。飲んでみると甘酸っぱくてうまい。梅を食べるのもまたよし。一般的な梅酒のような甘さが少なく、しょっぱさがある。熱中症防止になると思った。ただし、飲みすぎると後で汗が出る。加減して飲んだ方がよさそう。また、飲む前に塩もみした紫蘇が入っていることを知っていた方がよいかもしれない。

今年は梅の実が良くなっていたけれど、わが家ではブルーベリー・ユスラウメジャムやらっきょう漬けに代わった。梅を漬ける時、塩加減でだいぶ味が変わる。そのまま食べても、おにぎりとして食べても、お茶漬けにしても、おいしく食べられる。それに梅酒だ。いずれにしても塩梅(あんばい)がよければうまい。

梅酒を飲みながら国会の閉会中審査のニュースを視て思った。3月頃から忖度ということばが盛んに使われている。忖度は使われる場面により、良し悪しが決まる。文化的には奥ゆかしい趣があり好ましい。ところが政治・行政に絡むとよくない。塩梅という言葉も、忖度とは意味こそ異なるが、場面や使い方によっては、同じ様に好ましくないと思う。よい塩梅とは塩と梅酢の調味具合が程よいということだ。しかし、「よい塩梅」が右左(権力側か否か)どちらの立場を取るかで、忖度と同じで好ましくないことになる。常に国民の立場に立ったよい塩梅で使われてほしいと願うばかりです。
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