蒸し暑い毎日ですね。こんな日は犬の散歩も夕暮れ時に行くようにしている。梅雨空の合間に夕日と雲が作り出した光景。夕日を背にした雲がサメのように見えます。でも、雲でできたサメなら襲われても大丈夫だ。などと他愛もないことを思いながら夕暮れの空を見た。下の写真は散歩の帰りでさらに暗くなり始めた光景。これを黄昏というのだろか? 沈む太陽を見ていた。幼少時を思い出した。夜祭を見に行くため夕暮れ時に家を出て神社まで歩いて行ったことがあった。
実家から1キロ半ほど離れた神社で夜祭が行われていた。当時は街灯もなく、家並みから離れた田んぼ道を歩いた。日没の直後だが西の空はまだほんのり赤さが残っていた。しかし、道ですれ違う人の顔も確認しにくく、神社に近くなるにつれ懐中電灯で照らし確認したものだ。まさに黄昏時だ。何となく子供の冒険心をあおる暗がりだった。黄昏の語源は「誰そ彼」で万葉集にこの言葉から始まる歌がある。顔が見えづらく誰ですかと問う表現である「誰そ彼(たれそかれ)」から「たそがれ」となったとのこと。
夜店でヨーヨー風船や焼きイカを買った。イカの香ばしさとカーバイトを燃やした匂いが今でも記憶に残っている。後で知ったことだが、正確にはカーバイトと水が反応してアセチレンが発生し燃焼する。独特の匂いもアセチレンとのこと。
梅雨明けも間近かな? オオッと、ニュースで予算委員会の閉会中審査をやるとのこと。単なる駆け引きでなく、意味ある内容であってほしい。