標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

卯の花の匂う我が家の庭...、夏が来た。

2018-05-06 21:12:35 | 日記
桜はすっかり葉桜となり、オオデマリも花びらが散っている。両者とも多くの花を咲かせて綺麗だったが、今、まさに卯の花が咲きだした。卯の花とは、ウツギのことをいうそうだ。佐々木信綱作詞の「夏は来ぬ」の出だしの歌詞は「卯の花の匂う垣根に...」だ。よほど良い香りがするのかと思っていたが、それほどでもない。


上方の花は白色に見える。しかし、正面から見ると花の中央がピンクなので、花びらもピンクかなと思える。花の色も変化するそうだ。

これで納得した。ウツギの開花は、五月晴れのすがすがし日に観ると、淡い桜の花とは違って、爽やかさを感じられた。特に我が家のウツギは、斑入り大紅ウツギといって、花は桜より大きい。つぼみはピンクだが、花が咲くとは白に近い。ほんのりピンクも感じる。わが家では2m50cmほどの高さの低木だ。葉の周囲には白(やや黄色ぽいが)の斑が入っていて、アクセントとなっていて、花と葉それぞれの存在がはっきりしている。漢字では「空木」と書き、茎が中空だからという。いずれにしても、花も葉も楽しめる花木だ。

今日は、この地域の恒例の一斉清掃日だった。ご近所の人と道路清掃をした。新たな住人も加わったので、いつもより素早く丁寧にできた。家に帰ると、地区斑長さんが、配ったのだろう、玄関先にペットボトルのお茶、軍手、ゴミ袋が置かれていた。

水分補給をし、汗を拭きながら、ウツギをみてホットして、疲れが取れた
コメント
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