標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

(日記)雨の日曜日。私と妻は午前中に野良作業だ。

2018-05-13 20:17:54 | 日記
今日は午後から、雨が降る予定とのこと。朝食を食べながら、妻は雨の降る前に草むしりを行いたいという。食料品の買い出しは、午後にすることにした。私は木の伐採だ。

私は朝食が済むや否や、山に入った。法面で足場がよくないので、チェーンソーは使わず、ノコギリとオノで作業をした。倒す方向を定めるためロープを張る。鋸を使う時間よりロープ張りの作業の方が時間がかかる。鋸を引くのは、力も必要だが、それ以上に持久力を要する。頭に手ぬぐいを広げたままのせ、ヘルメットをかぶる。一本切ると汗だくになる。直径20cm位の杉の木では、倒れる方向に受け口という犬のあくび顔のような形を作る。この受け口と反対側には、追い口といって、水平に切り込む。受け内の切込みまで届かないように、直径の1/10くらい残す(ツルという)。これが蝶番のような役割を果たし、狙った方向に倒れてくれる。
倒した後は、枝払いをする。これは枝落とし用の折りたたみノコギリで行う。今日は3本倒した。

これからの林は、スズメハチやヘビが出る。この辺はマムシやヤマカガシがいるので注意しなければならない。木も水を吸って重たくなるし、秋まで伐採作業は中止かな。

伐採と枝払いの作業が11時過ぎに終わった。汗だくになった。頭にかぶった手ぬぐいは汗でぐっしょり。上半身も汗だ。シャワーを浴び、着替え、昼食を食べた。斜面での作業なので、だいぶ体力を消耗したのだろう。食後、眠気が襲ってきた。ソファーでテレビのナレーションを聞きながら20分ほどウトウトした。外は予定通り雨が降ってきた。

我々も予定通り、雨の中、買い物に出かけた。
コメント
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