日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

お姉さんとデン・ハーグの浜辺で花火を観る ☆8月16日

2009年05月30日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強

↑ロッテルダムで夕飯をとったレストラン。キューブックはウスの近く。

ピザが美味しかった!

 

 

ロッテルダムからのクルーズツアー

出会ったお姉さんと

誘われるままにキュービックハウスを見に行ったりしているだけで、

段々と空が夜の気配に包まれてきた。

 

実にこの日は勢力的な日で、

午前中にハーグから隣町のデルフトを観て、

ロッテルダムまでやってきたのだ。

ツアーだったら同じ時間でこの倍の場所を訪れる

のかもしれないけど・・・・・。

個人旅行ではだいたい一日一ヵ所が打倒な線だと思っている。

特に子連れ個人旅行ではね!

 

この日はお姉さんの行動力に引っ張られて、

ロッテルダムのあとさらにもう一ヵ所訪ねることになった。

 

デン・ハーグの町を越えて、森を越えて、

北海に面した浜辺の町スヘフェニンゲンへと

向かったのだ。

 

スヘフェニンゲンでは夜花火が上がるというので

お姉さんはわざわざスヘフェニンゲ

ホテルを予約したんだって。

 

私たち親子の泊まっているハーグのホテルから

トラムで20分ほどのところだし、

夜の冒険も道連れがいれば恐くない、と思い

お姉さんと花火を楽しむことにした。

 

うん、でもそれが本当にいかに甘かったか・・・。

私たちは泣きべそをかきながら思い知ることになる。

日本の花火に慣れていると

オランダで観た花火はほとんどせん光花火程度のもの。

でも、浜辺に面した、いや、浜辺の上にある

カフェテラスで花火を仰ぎみながら飲んだ

カプチーノの味は一生忘れられない。

花火の音をバックにそよぐ風を

感じつつ、適度に賑わう浜辺の活気に

心が弾んだ。

泳ぐほどの暑さではない初秋のような

オランダの夏の夜は

ここで過ごす夏がいかに快適なものかを容易に

想像させた。

オランダがこんなに明るく、陽気でおしゃれな

リゾートを持っているとは・・・。

世の中には知らないことの方が実に多いのだと

あらためて思い知らされた。

 

さて、スヘフェニンゲンで最も格式のあるホテル

クルハウス・ホテルを探索して、夜の11時を過ぎた頃

ようやくホテルへ戻ることを決意する。

 

が・・・・、なんとなんと

トラムに乗って30分もしないで

ホテルへたどり着けるはずが・・・・。

約1時間半は乗ることの出来るトラムを待つことになった。

 

トラムの本数が少なくてやって来ないのなら

トラムの時間に合わせて遊べるので問題はない。

トラムは何本も何本もやって来たのだが、

どのトラムも人が満員で乗車しようにも乗るスペースが

なかったのだ。

オランダ人は並ぶということをしないので、

だんご状に人だかりができて

私たち母子は長時間身動きがとれなかった。

 

タクシーも拾おうにも拾えず・・・・。

12時半過ぎにホテル行きのトラムではなく、

ハーグ駅行きのトラムにようやく乗り込んだ。

 

乗ってからもサスペンス続く

心は危機感と不安でいっぱいだった。

だって、ハーグ駅に着いてから今度はどうやって

ホテルへいくべきか、検討がつかなかったのだ。

何度も通ったハーグの中心街ホフフェイファ池

近くをトラムが通った時、

通りにタクシーが何台も止まっているのを見つけて、

咄嗟に下りることにした。

駅より池の方がずっとホテルにも近いのだから。

 

しかし、本当にタクシーがホテルまで連れて行ってくれるのか?

日本だったら乗車拒否されるほど近い距離だ。

でも暗い夜道は歩けない。

頭の中で不安が走馬燈のように駆けめぐった

 

オランダのデン・ハーグのタクシー運転手さんは

近いから、と言って拒否するような非情な人ではありませんでした。

スヘフェニンゲンに行くなら、

帰りの足のことを考えて適度な時間に帰ること!

それが私たちが体で知った教訓です。

 

コメント
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