ハワイの変化に驚く～

7年振りのハワイともなると、
かなりの変化を認めざるを得ない。

自分がまず、それだけ歳を取ったと
いうことはさておき～。



まず、そびえ立つ、↑このビル。
トランプ インターナショナル ホテル
ワイキキ ビーチ ウォークなんだけど、
このビルは7年前にはなかった。

トランプというと、
ニューヨークを代表するデェベロッパーで、最近ではテレビに出てたよね。2004年に放映が開始されたNBCテレビのリアリティー番組「 アプレンティス」に。
まだ、健在なんだな～、て。
ニューヨーク不動産王が上から目線で番組参加者を競争から落としていく姿に、ある意味感動したもんだ。

そして、今、そびえ立つワイキキのホテルを仰ぎ見て、お金のシャワーを浴びているような気分になっている。

私の一番のお気に入りのエリア、
ワイキキビーチウォークにニューヨークの不動産王がホテルを建てるなんて。いゃあ～、分かってるよね、と称賛する反面、あんたにはここに来させたくなかった、というちょっとした憤懣。矛盾する思いがもやもやとどちらが大きいというのでもなく、混在する。

今回の旅行は、
マイレージの特典航空券をキャンセル待ちしておいたのが、
突然12月に入って取れたもの。
慌てて、tripadvisorを介して、
booking.comやhotels.com, expediaなど数々のホテル予約サイトにアクセスした。(まっ、結局はJALのサイトから今のコンドを予約したんだけど)

そのtripadvisorでのホテル部門で、ハレクラニを抑えて堂々の人気No.1にこの新参ホテルが輝いていた。(ちなみに今、私が泊まっているコンドは"その他部門"で人気13位)

不動産を知り尽くしている人物の
ホテルゆえ、
当然すぎる気もするけど、実際に
ハレクラニを超えているのかどうかは
疑わしい。
人気というのは当てになるようで当てにならない。

今滞在しているコンドのすぐ裏に
トランプは立っているので、
ホテルのレストランにはお邪魔しようと思っている。美味しいステーキを食べさせてくれるお店があるようなのだ。

ところで、ハワイでの
ニューヨーク的なものの進出は、トランプのホテルのすぐそば、アラワイ ヨット ハーバー辺りにある
モダン ホテルにも見て取れる。
かなりいけてるデザインホテルのようなのだ。実はここは仮予約しておいたもののキャンセルした。

節約の意味もあったし、
「ならばニューヨークやサンフランシスコ、はたまたミラノ辺りで
泊まりたいよな～、デザインホテルなら」と思ってしまっのだ。

変わりゆくワイキキの街並みとは
対照的に、
ハワイの海の青さと緑の豊かさには
畏怖の念さえ感じる。
ワイキキの芝生なんて、
娘とこれフェイクよね～、
なんて言ってたら、
ホンモノの芝生でした。
それほど緑が濃くて、
元気なんだよね。

変わりゆくものと変わらないもの。
良くなっているのか、
悪くなっているのか？

私には判断できない。

変わらないものものの方に
心が行く、と書けばかっこいいんだろうけど……!

変わっていく町も、
活気があって嫌いじゃない自分がいる。

柔軟に変われるなら、むしろそれは誇らしいし、そのくせ、変われない頑固な部分も抱えている、そんな自分も自分らしさだ。

そういうどっちつかずな
有り様はワイキキにも蔓延中なのかな？


(この景色は変わらない部分、コンドのラナイから)