F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

Mt.富士ヒルクライム

2016年06月12日 | 大会
選抜クラス 3位

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【機材/アイテム】
・Made in JAPAN YONEX CARBONEX specialtune by 自転車の駅サガミ
・頑丈軽量ホイール EDGE
・200g超軽量 valette TTスーツ
・天然素材にこだわるアミノ酸 ZEN(スタート前に細胞にプレゼント)
・活性酸素を除去してくれるオッサンの味方 MAGMA(スタート前に細胞にプレゼント2)
・気温が予想以上に高くてeyecueさんセレクトのアイウェアは装着せず(汗かきの宿命)

【行程】
0350 起床~朝飯(パン2枚、バナナ2本)
0500 移動~荷物預け
0530 サカモトさんエリアでシェフヤマダさんの美味しいコーヒー堪能!
0610 アップ開始 サイコン反応しない…
0645 終了~会場へ
0710 スタート

【レース】
作戦は 、ラスト4キロから抜け出して少人数でのスプリント。

選抜クラスのメンバーが過去最大級に変態揃いなので、序盤に逃げは決まらないだろうという考えのもと、序盤をこなしていく。
ただ、ドカンの一発にJPTメンバーが全員入ったりするとマズイので前の動きには注意していく。

中盤に差し掛かるヘアピンでサイタ選手?がペースアップした時に、各々の車間が空き始めたので慌てて踏んで事なきを得る。
間もなく後ろから多くの選手がジョインした。
このあとは、給水を経て太鼓まで急坂が無いので展開は無いだろうとふんで一旦下がる。

この思い込みが勝敗を分けた。

記憶が定かじゃないけど、給水過ぎ?いつの間にか前に2~3人が逃げていることに気づく。
集団に居ないのは…モリモト選手、カネマツ選手!!アカーン!
しかし、メイン集団にはナカムラ選手、サイタ選手が居るし、レースはまだ30分はある。勝負所はまだ先と判断。
(ナカムラ選手がブリッジして落ちてきたということを僕は知らない)

標高が2000m近くなり、苦しさが増してくる。
周りを見ると微塵も疲労を感じて無さそうな選手も。やはり勝負はまだ先っぽい。
サイタ選手だって、ん?手を挙げとるぞ。メカトラ??で離脱。(チェーン落ち)
良くも悪くも集団にとってターニングポイント。

そして、あることに気づく。
ナカムラ選手が居ない。
良くも悪くも集団にとってターニングポイント2。

これにより順位が上がる可能性があるけど、逃げに一気にブリッジを掛けられるJPT選手が居なくなったという現実に直面。

僕は富士で2回逃げて1回は逃げ切り優勝、もう1回はラストで捕まりつつもスプリントで先着した。
意外と逃げ切れる可能性があるのだ。
だからあの強力な2人の逃げに呆然としつつも、風が少しあることに期待をした。

だが、差が一向に詰まらないまま太鼓の音が聞こえてくる。
ここでイタコ選手が強烈なペースアップ。
ここは兎に角、食らいつくのみ。
急坂区間を経て生き残ったのが、ワタナベ選手とタナカ選手、そしてトイレ箇所あたりでよっしー選手が!!
何故か嬉しくなりつつ試合巧者だけに戦慄が走る。

最後のトイレ急坂区間を経て逃げが見えない結果、優勝は絶望的。
あとは、この中で頭を取ることに切り替える。
レッドゾーンに入らないように平地を踏んでお見合い抜け出しを図るも不発。
よっしーさんが離れる。

ラスト1kmを過ぎてスプリントに備える。
誰が強いのか全く分からないから、嗚呼、どうしよう…。
最後の洞門を過ぎてラスト300。
逃げの2人が視界に入るが、時すでに遅し。

ラスト200、掛けんのか?掛けないのか?掛けんのか?な、横並び。
ラスト100、掛け合い。
ラスト10、後ろから嗚咽。
なんとか追走の頭は獲った。

けど、悔しさのあまり、ゴール後に泣きそうになる。
泣くのは買った時にしろ!と加瀬加奈子師匠が言っていたのを思いだし、こらえる。
その代わり、ゴール後に追い付いた2人に言葉にならぬ雄叫びを浴びせておいた。がお~


結局のところ、アタッコに反応出来ない位置取り、勝負感、ブリッジ出来ないフィジカル、課題だらけだってこと。

今年がチャレンジ出来る最後の年。
絶対に日本一になる。
こんなオッサンを応援してくれる方々、僕の細胞の一部になっているお米や野菜やお酒、応援してくれる家族、ヘルシーなお弁当を毎日作ってくれる妻に感謝して
悔いの残らないように乗鞍のスタートラインに立つ!!

今後とも宜しくお願いします!!!


最後に
ローラー場所を提供してくれたサカモトさん、ローラーとホイールを持ってきてくれたウフフなお二方、ありがとうございましたm(_ _)m
モエちゃん、入賞おめでとう!!