夜の雨

暗くなって、雨は本降りになった。いささか蒸し暑かった日中の気温もすっかり落ち着いて、肌寒いほど涼しくなった。過ごしやすい秋の夜。棚作りの作業も終わって物置は完成し、区切りがついたので心残りもない。

次の木工作業に何をするか、新しい目標を見つける必要がある。ゆっくり考えるのに、雨の日や雨の夜は実にいい。

今夕の料理は不調だった。いや、老人の夕食に大きな間違いはなく、二人は完食。自分の為に作った簡単なサツマイモの煮込みも、野菜炒めも、ちょっとした味付けがうまくいかなかった。気分が乗らないと、何かが微妙に違う。

どこか、満足感がない。満足感がないと、妙に疲れる。

「ホームランド」の録画を見て、落ち着いた。いいねえ、中東の危険な関係。世界の火薬庫。北にも飛び火する？

作業終了

ちょうどお昼前に、ここ数日取り組んできた古い台所を改善して物置にする作業は、3段の棚を3本作って終了だ。今日は棚の上をベニア板でカバーし、埃除けの天井をつけた。これで、終了だ。切り屑や大きなガラクタを片付け、簡単に掃除機をかけたが、後で、濡れ雑巾で拭き掃除をして、問題箇所のちょっとした手直しをして、紙オムツだけでなく、使用を開始しよう。

取り敢えず、焼きそばで昼ごはんにして、それから昼寝。午後は久しぶりに「休み」？　雨も降り始めたようだし。

午後から雨

送信from Y.Yoshizmi　By Yahoo : [ 19c/26c/60% 89P67K ] 曇りのち雨

大気が雨気を含んでいるので、午後3時以降という雨予報も、少し早くなるかもしれない。午前8時半。玄関先の椅子で老母がデーサービスの車を待ちながら、何度となく「私は行かんでいい日やろ？」と聞く。二人は同じ日に、週に4回デーに出かけるのだが、以前はオヤジが4回、母親は2回だったことがある。

記憶の中に、自分が行かなくていい日、というのがあるのだ。

オヤジは、朝の4時頃から起き出して、うろうろしていたので、玄関先に出る肝心な時間になって、テレビの前で寝ている。役立たずはオヤジの「専売特許」。時間に合わせて出てくる方が珍しいので、これは放置しておく。なにせ、デーに出かけるのが嬉しいので、置いてきぼりを食らうと、焦るのだから面白い。超早起きの「罰」。

1時間も早く玄関先にいる母親の白髪頭がボサボサだったので、掃除機と電動バリカンを用意して、ちょこちょこと散髪をする。スッキリした頭に、いつもの帽子を被せて、「頭がパーになったもんは、デーに行くか、あの世に行くんや」と言うと、あははは、と笑っている。

薄らぼんやりしたお天気は、少々暑い。ワイフは出かけたので、我が家の「両陛下」がお出かけになれば、私は極楽。