2025年02月08日(土曜日)午前8時50分:[ -1c/4c/100% ]{ pm10:00-am07:00 } 曇り時々雪、時々陽が差す
午前7時ごろは真っ暗で、盛んに小雪が降っていたが、この時間は、太陽が顔を出して、雪は降りやんでいる。玄関先に出ると、昨夕以来、新しく20センチは新雪が積みあがっている。見ただけで、がっくり。「賽の河原」の雪除けを、今日も繰り返さなきゃいけない。
昨日の午前中は、昼飯前まで、クタクタになりながら排雪に励んだ。3つのシャッターが付いているガレージ前は、真ん中を犠牲にして、雪を積み上げているのだが(私の車の前)、その山を道路と反対の南側の農道や田んぼに一輪車でせっせと排雪していると、最新型のパワーローダーで福井市の除雪車がやってきた。
運転手が除雪車を止めて、降りてきて、私に「いつも、父がお世話になっています。」と挨拶するではないか!「おお、あんたか。ありがとうな。福井市から待機命令が出てるんじゃないの?」「いや、出てません。」地元土建屋の悪友の2番目の息子で、悪友と同じ日本大学の土木部を卒業し、その会社の社長を継いでいる。直後は「頼りない若者」だったが、今では恰幅が良くなって、3人の子持ち。新型ローダーの暖房が「暑くて」、額に汗しながら、実に「頼もしい」。第一、ローダーを止めて、わざわざ降りてきて、こんな雪かき老人に声をかけて、おしゃべりするだけの心の余裕が出てきた分、大きく人として「成長」しているのを感じた。仕事が人を育てるのだろう。
彼は隣も、その隣も、集落の道路沿いのガレージ前まで、出来るだけ、丁寧に除雪していって呉れた。私の雪の山も「残して御免ね」と言いながら、半分は除雪してくれた。それだけでも、十分助かる。残りは老人の健康のための労働だ。