のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

輝きのマジック

2007-07-19 | 日記
 昨日私が出たので、今日は代役の日となりました。私はショーの間中シルバーのレギュラーバトンを回して、キャバレーのための練習をしていました。
 先日、ドレスリハーサルをしたときに、早く回そうとしすぎて、バトンがうまく扱えなかったので、今日は、曲にはまる範囲で落ち着いて回そうと心掛け、練習していました。
 シルバーのバトンは、回しやすいようにできているのだと思います。私は今使っているフルートに慣れてしまって、バランスポイントの微妙な違いが扱いにくさを感じるようになっていますが、フルートよりも力を加えずにシルバーのバトンは回るようです。だから、回りやすい上に早く回そうとすると、さらに力が加わって回転が速くなりすぎてしまうようです。
 何度か通して練習していると、クレベーフが来て「一回観ていいかな。」と正面に座りました。運営役員関係者以外で初めての観客です。そして、本番前に緊張できるのはいいことです。
 終えると、とても喜んでくれました。鳥肌が立ったとも。それはちょっと言いすぎです。そして、「いつものバトンよりも速く回しているよね。」と。私はきちんとやりたかったので、落ち着かせて、ゆっくり回すように、そこには細心の注意を払って回しました。それでも速く見えるとは、輝きのマジックであるかもしれません。クレベーフの言葉を聞いて、安心して、自分の中ではゆっくりとバトンを回そうと思いました。