百の飯碗
IZIKaWaヨシオ
清々しい天気の中、無事に展示がはじまりました。
すでに、旅立った飯碗もあるので、百碗はありませんが、オープン時には、102点の飯碗と番外として、4点の湯呑が並びました。
IZIKaWaさんは、以前、市川良夫として活動しており、埼玉県秩父を代表する陶芸家として、数々のうつわを制作されておりました。
近年、制作の方向性をアート寄りにされていて、立体のオブジェを中心に発表されています。
今回は、昔からのファンや、新しいファン達からの「今のうつわ」も見てみたいという声に押され、IZIKaWaさん自ら「飯碗展でやりたい」と。
轆轤の飯碗が多いですが、手捻りの碗もあります。
造りも様々で、縁の高い碗から、平茶碗にも使えそうな広がりのあるモノ、やわらかな腰のライン、深い腰付き、高台の高さや幅もそれぞれに個性があります。
上絵が多いので、白化粧が中心なので、色絵や鉄絵だけでなく、櫛文や掻き落とし、刷毛目、象嵌もあります。
初日の在廊はありませんでしたが、明日の2日目はIZIKaWaさんも在廊してくれる予定です。
お座敷&縁側は、少しゆっくりできるようにいたしました。
感染対策にご協力いただきながら、楽しんでください。
ギャラリー樟楠