次回展示のお知らせです。
この展示より、工芸やクラフト、アート系の展示は、ギャラリー樟楠(くすくす)にて開催いたします。
うつわ展 逞しく 男らしく
加地 学 野口悦士 亀田大介
2015年12月3日(木)~12月27日(日)
11:00 ~18:00(最終日 16:00まで)
火曜・水曜定休
亀田大介(大分県別府市)
亀田さんの工房から眺める別府湾の夕景、片道1200キロの初夏の思い出です。ご存知の方も多いと思いますが、亀田さんは福島県大堀相馬焼松助窯四代目。震災避難により、秦野市を経て別府市に工房を構えました。「おおらか」と表現されるうつわは、逞しさを連想させる安定感と口縁の柔らかさ、掌に程好い印象を残す面取りの仕事など、料理が映える包容力に惚れる。
男前で渋い声にも惚れるが、蛙が苦手と意外な一面も。
加地 学(北海道留寿都村)
初日在廊
薪窯と石炭窯で焼成する加地学さん。留寿都で15年を迎えて、やっと思いっきり仕事が出来るようになったと言うとおり、以前よりのびやかな轆轤に加地さんの笑顔が浮かびます。新しい窯作りや土との出会いに「焼き物屋として楽しみは尽きません」と語るスポーツマンらしい爽やかな人柄で、渾身の右ストレート一本勝負なうつわ達にノックアウト惚れ。いつの日か羊蹄山の麓に響く加地さんの笑い声を聞きに行く。
www.geocities.jp/kajimanabu1967/
野口悦士(鹿児島県種子島)
種子島のフェリー乗り場で待っていた屈託のない笑顔からは想像できない「切れっキレ」の轆轤、深く迷いのない鎬(しのぎ)、歌が聴こえてきそうな口縁、信楽や海外にも築窯した焚口が左右にあって一度の焼成で交互に焚くスイッチバックキルン(窯)の考案、白や緑の焼き締めなど、陶芸という世界を探検している野口さんの行動力が沁みでるうつわに憧れ惚れ。中里隆さんが再興した種子島焼を継ぐが、埼玉妻沼町出身です.
http://etsuji-noguchi.com/
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町 1-147
048-641-9156(12/1より)