ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

木偏に考えるで「かじ」

2015年05月31日 11時00分46秒 | お知らせ

拝宮和紙 中村功展 残り2日。
分かってはいたけど、短期会期はホントに短い。
ギャラリー内は和紙のせいか、空気が澄んでいます。
この空気感を味わってもらいたいです。



昨日紹介した「さも判」クルリと巻いた灯り。



お茶や お酒を愉しむ時間に柿渋のミニマット。



中村さんの書も好き。木偏に考えるで「かじ」。

本日の夕刻より、在廊予定です。

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「さも判」約950mm×330mm。

2015年05月30日 12時50分40秒 | お知らせ

展示中の拝宮和紙 中村 功展、今日を含め残り3日です。

DM用に撮影した作品は、ちょっと特殊サイズの和紙です。



その名は「さも判」約950mm×330mm。



名前の由来は、埼玉県秩父で活動する、画家の渡辺さもじろうさんが好んだサイズだからだそうです。先日、秩父で集大成展も開催されていました。

なんとなく、埼玉と所縁のある徳島の拝宮和紙。



白紙だけでなく、藍や柿渋で染めた紙、草を生の状態で漉き込んだ紙、楮の繊維を配した紙などがあります。
窓辺に飾って風流に、テーブルセンターで粋に、クルリと丸めてライトスタンドなどご自由に。


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但馬木彫とその周辺展 お知らせ。

2015年05月29日 15時07分43秒 | 企画展情報
次回展示情報です。



但馬木彫とその周辺
松田一戯 松田京子 松田掲三 松田政斗 梅野浩壱 正垣宏樹

2015年6月4日(木)~6月15日(月)
11:00 ~18:00(最終日16:00まで) 6/9(火)休み
作家在廊予定 6/4・5

 但馬木彫に新しい風が吹く。「憧れていた但馬木彫に 参加させてもらいます」幼少より身近に触れてきた一戯(かずき)さんの木彫に感銘を受けた正垣(しょうがき)宏樹さん23歳。
フレッシュなデザインや若々しい彫りは、先駆者達に どんな変化を起こすでしょう。
 古話に迷い込むような一戯さんの世界、安定感のある京子さんのあたたかさ、木の生きた時間を大切にする掲三さんの卓と椅子、一手間加えた政斗さんの彫りは心をくすぐり、井波彫刻の彫り師にも名を連ねる梅野(梅福)さんの伝統を活かした彫り。
各々の彫り続けた力にも正面から向き合ってほしい。
(あるぴいの銀花ギャラリー 阪 健志)

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大宮島屋にOPENしたシェシブヤへ、岡野友敬さんの作品を展示してきました。

2015年05月28日 12時20分46秒 | お知らせ

昨日、大宮島屋にOPENしたシェシブヤへ、岡野友敬さんの作品を展示してきました。





お店の雰囲気のモダンな作り(新規オープンなので様子が分からなかった)には、ちょっと明るめの作品ですが、愛すべき岡野さんのキャラクターたちが、元気に飛び回ってオープンを祝っている感じです。







水彩は旧作ですが、新作のエッジング銅版画も展示させていただきました。



やわらかな筆使いの水彩に比べ、シャープな線が新鮮です。これからの細やかな表現も楽しみですね!



会期は、はっきり決まっていませんが、7月に池袋で開催される個展までは展示させていただければと思っています。
シブヤさんの美味しいケーキと お茶の豊かな時間に、プラスの楽しみにしていただければと思います。
宜しくお願い致します。



今後、シェシブヤさんの大宮高島屋店店内の展示に興味がある絵描きさんがいらっしゃいましたら、あるぴいの銀花ギャラリーまでお声かけ下さい。
お店の雰囲気に合う作品でしたら、展示機会を作ることができるかもしれません。
ご連絡、お待ち申し上げます!


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拝宮和紙 中村 功展 初日

2015年05月27日 21時09分20秒 | 企画展情報

拝宮和紙 中村 功展 初日。

四国徳島県で拝宮和紙を漉く、中村功さんの展示がはじまりました。











遠方からの出展なので、先日行われた 横浜三渓園での「日本の夏じたく」と合わせ、関東で続けて展示できる会期にさせていただきました。
和紙の原料としては、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)の3種類の植物があります。
中村さんの漉く和紙は、99.7%(100%ととは言わない)楮を原料としています。繊維が長く強靭で、しっかりとした和紙になります。
紙漉きと言えば、原料を溶かした船の中で簀桁(すけた)を前後に動かしているイメージがあると思いますが、実際に漉くまでに原料の加工にも10以上の工程があります。そんな大変な、楮の栽培から収穫、加工、販売まで家族だけで行います。
埼玉県にも和紙はあります。とても良い和紙です。そんな和紙を知っている埼玉の皆様に、中村さんの拝宮和紙を見て、感じてもらいたいです。
会期は短く6月1日までです。宜しくお願い致します。











拝宮和紙
中村 功
2015年5月27日(水)~6月1日(月)
11:00 ~18:00(最終日16:00まで)
作家在廊日 5/27・6/1

四国の南東部を流れる那賀川の支流に沿って徳島県那賀町拝宮(はいぎゅう)という地区がある。
かつて多くの住人たちが、良質な障子紙「拝宮和紙」を漉いていた。中村さんがこの地で紙漉きを始めた頃は、親が大反対するほど衰退していた。最後のひとりになった中村さんは伝統を守るためでなく、拝宮和紙で生活するために和紙を漉き、意匠を凝らし、現代の暮らしに寄り添える和紙を漉き続けた。近年、拝宮和紙を守ろうと活動している団体もある。でも私の中で思う拝宮和紙は、中村さんの漉いた和紙だ。そして息子へ引き継がれると信じている。

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横浜三溪園&陶3人展搬出

2015年05月25日 19時27分08秒 | 日々

埼玉の陶をめぐる冒険 昨日、無事に最終日を迎えました。
日射しがきつくなる時期でしたが、遠方からの方も含め、多くの皆様に 三人の陶を楽しんでいただきました。心より感謝いたします。
ありがとうございました。
参加していただいた石川真理さんのブログにも感謝の言葉が並んでいます。

昨日は、搬出もあったのですが、今年で9回目を迎える、横浜の三溪園で開催された「日本の夏じたく」を見に行って参りました。













荒川尚也さんのガラス、中村 功さんの徳島 拝宮和紙(27日より銀花ギャラリーで展示があります)、李朝の家具、染織など、じっくりと楽しんできました。
もちろん三溪園も素敵でしたよ。

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還元落とし

2015年05月23日 11時44分16秒 | 企画展・うつわ

冒険9目。
本日は矢倉啓緒さんの在廊日です。



ステンレスワイヤーシェードの灯りと土の風合いを活かした花器。



土の色味にこだわり、酸化焼成後に、冷ます段階で還元落としをかけてあります。コバナズイナが映えますね。


埼玉の陶をめぐる冒険
~5月24日(日)
11:00 ~18:00(最終日 16:00まで)
作家在廊日
田中 猛 524
石川真理 http://www.serigasawa-toubou.com/
矢倉啓緒 5/23・24


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方口すり鉢

2015年05月22日 10時36分55秒 | お知らせ

冒険8日目。
本日は、秩父影森で作陶する田中猛さんの在廊日です。
到着は・・・ たぶん・・・ 13時頃かと思います。
アルピーノ村にある洋食 素敵屋さんのスープカップのの制作者で、今回の冒険にも出品されていますよ。
ですが、今日 紹介するのは、方口すり鉢。



おすすめの使い方は、「すり鉢茶」緑茶の葉と少量の水分を擂鉢に入れて、1~2分ゴリゴリ擂って、湯を注ぎ1分。茶漉しで漉してお召し上がりください。
田中さんは、茶葉まで一緒に召し上がっちゃうそうです。

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休みに行った冒険(ひとり旅)

2015年05月21日 19時00分17秒 | 日々

本日、急遽 足利まで。



筆入れの中にきれいに納まる竹トンボに キュンと。


休みに行った冒険(ひとり旅)で見た、夕景のキショウブ。



大量発生中の毛虫にビビりながら往く森の中
目の前の木の根元から飛び立つキジに本気でオドロキ、ひとり叫び声。
その後、足元でうごめく亀にもビビる。
魚にもであって来ました。



久し振りのひとり旅、楽しかった。


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拝宮和紙 中村功展のお知らせ

2015年05月20日 12時43分53秒 | 企画展情報

次回展示のお知らせです。



拝宮和紙
中村 功
2015年5月27日(水)~6月1日(月)
11:00 ~18:00(最終日16:00まで)
作家在廊日 5/27・6/1
四国の南東部を流れる那賀川の支流に沿って徳島県那賀町拝宮(はいぎゅう)という地区がある。かつて多くの住人たちが、良質な障子紙「拝宮和紙」を漉いていた。中村さんがこの地で紙漉きを始めた頃は、親が大反対するほど衰退していた。最後のひとりになった中村さんは伝統を守るためでなく、拝宮和紙で生活するために和紙を漉き、意匠を凝らし、現代の暮らしに寄り添える和紙を漉き続けた。近年、拝宮和紙を守ろうと活動している団体もある。でも私の中で思う拝宮和紙は、中村さんの漉いた和紙だ。そして息子へ引き継がれると信じている。

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