山の花は友達

セップンソウの実生苗の開花

早春の使者のようなセツブンソウ、関東では栃木の星野や秩父の両神の一面の自生地は有名で早春の風物詩。

この植物の増殖方法は実生による増殖が比較的容易。3~5年で開花する。

写真はプランターに蒔いた5年目の開花状態。

実生は5月の初め頃に茶色に変色した朔果を採取し、タネを取り出して一週間程日影で乾燥させてから蒔く。更に長く乾燥させると発芽率が低下するので注意が必要。

そして、翌年の早春に可愛い楕円形の一枚葉が発芽する。双子葉植物なのに一枚葉で不思議に見えるが専門家は二枚の葉が合着していると見られている。

更に翌年の春に小形の本葉が展開、更に翌年の3年目から5年目に初花を咲かせる。

写真は一年目の発芽状態。


各地の自然の花を訪ね、撮影しています。
山野草の栽培や育種も楽しみの一つです。

コメント一覧

アルプラント
お早うございます。
まこさん、親方、お早うございます。
セツブンソウ、良いですね。鉢植えか庭に欲しい花ですね。露地植えは他の草に負けたり、塊根を虫に食べられたり、消えることが多いですね。タネも確実に熟します。良い時期に詐取しないと周囲に落ちてしまうので、実るとタネに袋を被せておくと安心です。
M・親方
長生きの秘訣
早春の花、セツブンソウ。
好きな花の一つで三年前より購入して育てて
いますが、いま一つ上手くいきません。九州での栽培困難種はやはり実生からが育てやすいですね。ユキモチソウ等、私も実生からの栽培に取り組んでいます。
長生きの秘訣は実生から・・ですね。
その前にタネを入手しなくっちゃ。
まこ
ドブロクの酔いに任せてやって来ました~あはっ!
節分草は種プロジェクトを組んでから3年になります。なかなか思うようにはいかないものの、種蒔きの楽しみを味わってます。成長が悪いので思い切ってポットを開けてみましたら、底の方に球が固まってました。
今回は、地植えで挑戦して見たいと、早速植え込みました。果たしてどうなる事やら・・・。
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