早春の使者のようなセツブンソウ、関東では栃木の星野や秩父の両神の一面の自生地は有名で早春の風物詩。
この植物の増殖方法は実生による増殖が比較的容易。3~5年で開花する。
写真はプランターに蒔いた5年目の開花状態。
実生は5月の初め頃に茶色に変色した朔果を採取し、タネを取り出して一週間程日影で乾燥させてから蒔く。更に長く乾燥させると発芽率が低下するので注意が必要。
そして、翌年の早春に可愛い楕円形の一枚葉が発芽する。双子葉植物なのに一枚葉で不思議に見えるが専門家は二枚の葉が合着していると見られている。
更に翌年の春に小形の本葉が展開、更に翌年の3年目から5年目に初花を咲かせる。
写真は一年目の発芽状態。