陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

息子のリーゼをちょっとね

2008-09-18 07:40:32 | Weblog
テーブルの上にいつもは弁当ケースに入れてやる昨日のリーゼが残っていた。
神経ピリピリだから思わず口にした。
頭がぽよよ~ん。
ふわりふわりと気持ちが緩んで、
昨日からばばっちい家を片付ける意欲がわかない。
息子はこんな薬朝昼飲んで普通に暮らすことが出来るのか?
相当な緊張感なんだと改めて思う。

薬が抜けたら
姑を有料老人ホームのイチオシに案内しようかな?

タリラリラン~
当分、お気楽気分のリーゼさまに身をまかせとこっと。
ドーピングにひっかかって家守りの座を追われるかもね(^-^)ノ~~

姑のこれから…

2008-09-18 05:06:10 | Weblog
姑の度重なる救急要請は死への不安、独居の不安ではなかろうかと思う。
昨日どこも悪くないと言う検査結果が出た。
むしろ狭心症を起こしたような気配すら感じられない元気そのものという医師の所見だった。

発作時にはまず舌下に含むニトロベン。
飲んでから私に電話するようにと、無駄なようだけれども口をすっぱくして言い聞かせた。

薬は10分で効くと医師から言われた。
我が家から車でちょうど10分。
着いた頃に治まってなければ病院へ搬送できる。

昨日は
雨戸を開けていた時にちょうど散歩していた隣家の甥を見たら
急に苦しくなったから呼びとめて「救急車を呼んで欲しい」頼んだそうだ。
それでまず私にその嫁から救急車を呼んだ方が良いかと電話が鳴ったのだ。

第一報者である甥宅へ事の顛末を電話ない訳にもいかない。
 『一緒に住んであげるべき』
などと言われてしまった。

救急車に乗って搬送先待っているところに私が駆け付けたら
甥の嫁が救急車に乗っているのみ。血族の甥が近所にふたり居る。
サイレンの音やものものしさが分かる距離に家がある。
救急車を頼まれた甥自身の姿もない。

姑がかけるつけた私を『家族です』と言った。
病院で何回も私の存在を家族とくりかえした。
正直、背筋が寒くなる。
相続権なし、扶養義務のない他人ですと言いたい。
家族でないから、
他人に孤独であると悟られないための『家族』宣言にも思えて
姑の寂しさと見栄張りの気の強さを感じた。

なぜニトロベンを飲まないか?救急車や病院へと騒ぐのか聞いてみたら
『それでも恐ろしいよ。これからどうなるのかと不安で。』
緊急だと騒げば

  人が来てくれる。
  誰かに頼れる。

病院への行き帰りはすがりつくようにしてくる。
ベッドから起き上がるのに
赤ちゃんのように両手を出して抱きつて起こしてもらう仕草をする。
ほんとうに動けない介護要る人の動作ではない。

さみしい人だろうけれど私にすがられても困る。
大学生の子2人と残されてお先真っ暗な私に
何の助けの手もかしてはくれなかった人だ。
『お金はいくらでもあるから困ったら言いなさい。』
あることだけチラつかせて1円の援助もなく訪ねてくることもなく
私がどれだけ苦々しい思いをしたかさみしい思いをしたか

  あの時あなたは助けてくれなかった

姑の意志を確認して介護保険の認定申請をした。
有料老人ホームと軽費老人ホームの空き情報を調べ上げた。
近場のこれはと思う施設4か所回って、実際に見て説明を受けてパンフも揃えた。
義理仲の人にこれを勧めて場所を決めて入所の品揃え搬送…
入所の選択も簡単でない。

私の他に親身になりそうな親戚血族は居ないと思った方がいい。
手がいるとわかると言らない口は出しても知らん顔を決め込んでいる。
ここで私が手をひけば私も人でなし

家に辿り着くと弁当なし出勤をさせた
息子のパニックぶりが手に取るように分かる惨状が待っていた。
几帳面に玄関鍵掛ける子がカギをかけていなかった。
玄関の小物がバラバラと散らばって、洗面所へバイクのカギがあった。
出勤が迫る、バイクのカギが見つからない、合鍵が見つかってバイクは動いた、
家のカギまで気が回らなかった…
家中の散乱はバイクのカギを探し回った息子のパニックの痕。

散らばった品々を元の位置に戻す気力も私には残っていなかった。
朝の6時から午後4時まで駆け回っただけのことでもう動けない。
昔ほどの体力が私にはもうなくなっている。

さっき久々の息子の夜叫が聞こえた。
特別に大声で長い。なにやら闘っているような寝言。叫びだ。
不安定の要因のひとつは姑がつくった。
姑にイヤミに聞こうえようと何度も本人に向いて言ってしまう。

  私はあなたのように
  独り身だけの心配ではない。
  残してゆく息子の心配まである。

孤独なのはあなただけでない。今さら甘えんな!
時に憎々しい気持ちが胸に渦巻く。
私も業な人間でしかない。