陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

お彼岸の散歩

2008-09-23 11:32:58 | Weblog
息子の朝が早くなってから散歩はなし崩しに止めてしまった。南木佳士の『ノラや』を読んだら自称神経衰弱の内科医である作者が中年期は自分の健康第一と山登りや散歩を励行している。そこらで見る中年夫婦の図。連れがない身はずるずると怠けに走っても止める人がない。

朝からやる気なく息子用のポテチの袋などに手が伸びる。金縮財政を旨としたからお菓子売り場を覗かないため他に口寂しさを紛らすものがなかったせいだ。う~む~ものすごいカロリー!軽く1食分の弁当に匹敵する。

腹ぽっこりメタボ自分の姿が目に浮かびあわてて散歩に出た。さすがに暑さ寒さも彼岸まで。むぁ~っとアスファルト地熱の夏盛りとは違う。シミしわが怖いから手袋に防止でガードの紫外線対策は忘れない。

農作業風景が目につく。私よりうんと高齢とおぼしき人の手つきが素晴らしい。思わず見惚れて鍬の使い方いろいろをなるほどと覚え込む。

彼岸花と葛原の花と野菊を摘んで帰った。花屋の花でなくてもボロ屋は飾れる。ないものねだりをやめたら楽になる。世の常識へのとらわれを捨てたら楽になる。

福岡の我が子をあやめた母は普通に案外とらわれていなかったか?

私はどうなの?世間並みの暮らしを維持しようと無理してきていなかった?娘、息子にお金の心配をさせないようにとちょっとだけ無理してた。世間並みにしっかりとらわれていたってこと。

また里山歩きを始めようかな?身の丈にあったそこらの低い丘のような山登りでも。8回目の彼岸花に感傷は薄れている。

同じ発達障害の子の母として怒る

2008-09-23 06:41:24 | Weblog
ストラップ、とっさに利用か=殺害後行動、供述食い違いも-福岡小1殺害で母親(時事通信) - goo ニュース

子は親の従属物ではない。
もし親子心中をするつもりだったのなら
回りにウソをつき通したあれはなんだろう?

発達障害の子は確かに育てにくい。
他の子の何倍も手がかかって思うように育ってくれない。
将来も見えてこない。

我が子、28歳の息子の先も
今日の無事より先は望むべくもない。
中年期を驀進中の稼ぎなしの母とふたり暮らし。
夫の忘れ形見の老母に介護の兆し。
本来なら相続権あり直属孫である息子が介護の担い手であろうけれど
相談にすらのれる状態でない。
息子にも気づかい世話が要る状態で別に一人暮らしする姑の世話が
くたびれやすい年齢の私に双肩にずっしり。

はっきり言う。
死んだら、ふたりして死んでしまったらどれだけ楽だろうと
思わない日がなかったと言えば嘘になる。

息子が『殺せ』と迫ったことがある。
自分で死ねないから母に殺せと言うのかと問えば
息子の頬を大粒の涙が伝った。

自ら死ななくても死ぬ時は誰にも必ず来る。

まして我が子に手をかけて
トイレ脇に放置するとは!

自分の病気や子供の発達障害などを理由にして欲しくない。
この世は楽に生きている人ばかりだろうか?
病気持ちで賢明に生きている人はゴマンと居る。

この犯人の母親に
同じ発達障害の子の親として怒りすら感じる。

特別支援学級もなく、
親の育て方が悪いと言われ続け責められてきた
私と同世代の母親たちは
もっともっと孤独で苦しい子育てをしてきたことを書き加えておく。