ケアマネが辞める時の作法

独立するためガッポリ自分の利用者を持ち逃げして辞めてゆく。
嫌がらせを兼ねて利用者を他事業所に渡して辞めてゆく。
辞めて行く事業所の悪口を利用者や他事業所にばら撒いてから辞めてゆく。

数々転職してきた私。
辞める時だけは利用者に不安を与えるような
利己的復讐に燃えるような事だけはしてこなかった。
全利用者や業者に後任を連れて挨拶をし、
利用状況や諸々引き継ぎ事項だけはちゃんとして去った。

たしかにケアマネは事業所に雇われていても
個々の利用者管理を一人でやっており個人商店っぽいところがある。
しかし、利用者は自分のものではない。
事業所の備品を使い事業所の名前（ブランド）で仕事を頂いていただけなのだ。
利用者は事業所の大事な収入源。
替わりの人材が見つからず他事業所に振り分けて欲しいと
経営者から指示が出て初めて他所に回せるものと心得ていた。

人として最低のモラルというのがあると思う。
誰が決めたと言うわけではないけど暗黙の作法のような物があるだろうと思う。
ちょっと近辺であり得ないような醜悪な辞職劇が展開中。
私にも利用者が回ってきそうな気配。
最悪、名前と住所だけ知らされて一人で『はじめまして』と初回訪問の雲行き。

後ろ脚で砂かけて辞めるようなケアマネをどこかがまた雇い入れる。
いい迷惑は利用者さんではないだろうか？
介護業界の質の低下風評がたってもしかたない。