陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

おっちょこモコたん

2009-09-11 06:16:52 | ねこ
ただいまトイレにポッチャン。
我が家6匹目の飼い猫にしてはじめて落っこちた。
人がトイレに入ると決まって突進してくる奇妙な癖がある。
使用後の水音が大好き。
私が蓋を閉める前に全速力で飛び込んで覗き込んで転落
あわてて抱き上げて清拭(うん?介護用語)した。
おりこうさんに抱っこで拭かれながらタオルで遊んでいた

昨日はポケットティッシュが被害にあった。
 

隠れている時はいつも強気。
 

やりたい放題やってちょうだい。

飼い主は何をしてもかわいく見えて叱ることがない。おすまししてると美猫さんなんだけどね。
今までで一番おっちょこちょい。性格は飼い主に似んでよろしい

いろいろありますわ  認知症母とアスペルガー息子と

2009-09-11 00:06:54 | Weblog
息子が2晩泊った家はもうぐっちゃぐちゃ
物がいたるところに散乱している。
PCのオープン画面まで変えてくれている、長い間途方にくれた。
なぜか画面にインターネットのマークまでない。
あっちのこっちの分からないままいじくってとうとう
このいつもブログを開けるためにグーグル検索で到達した。
私のお気に入りはいったいどこへ消えたのやら?
やっとの思いで開いた編集画面も変更になると予告は聞いていたけれど、
朝とはすっかり様相が変っている。
一瞬、認知症の母の不安がわかる気がした。
なれ親しんだPCで完全に迷子の気分

午前中妹から『母の行方が分からない』『見つかった』の2つのメールがきていた。
私は基本的に昼休みにしかメールチェックをしないから、
そんなメールで焦って連絡をくれても通じない。
母は記憶がまだらに飛ぶし、足は杖歩行でふらつき長く歩くには歩行器が必要だし
もっと長ければ車椅子が必要なのに、いったい一人でどこへ行っていたのだろう?
うん?確か母はデイサービスに行っている日ではなかったか?
妹に聞いたところ、
母は朝からデイサービスに電話をかけ、
『2度とそんな所にはいかない!』と
怒って受話器を叩きつけたそう。
あんなに好きだったデイサービスで何があったのか?あるいは記憶違いか?勘違いか?

午前中妹は放射線治療に出かける。
母は妹が出かけている間に婿の止めを振り切って、バスに乗ったと言う。
この婿ドノ。車で追いかける知恵もなく見送ってしまった。
放射線治療が終わって帰宅した妹が真っ青になってあっちこっちに電話かけたりして大捜索が始まった。
担当ケアマネが警察に連絡しようかとまで言ったと言う。

母は母の友達の家に昼近くになって辿り付き連絡が入って一件落着。
迎えに行くと本人はせっかく辿りついた友人宅から帰らないと言い、
帰る気になったら電話すると言ったとか。
まったく自分勝手の人騒がせ。

転んだり迷子になることなく辿りついたから良かったものの
ここ1年以上母はバスになど乗ったことがない。
必ず誰かが車で送り迎え。
足の悪い母がよく転ばずにバスの乗り換えまであるところへ一人で行けた。
お金も最近は使い方がでたらめで危ないから持たせていないと聞いていた。まったく謎だらけ。

気にはなるけど仕事を終えて、
もうひとつ気がかりな自宅にまだ居るかもしれない息子のこともあり
一旦、自宅へ帰った。
果たして…息子は昼には帰るはずが家にまだ居た。
昨夜寝ていない。夜中まで起きている音がし、どういう訳か薬を飲まなかった。
明け方に寝ている雰囲気だった。
起きたら食べられる用意だけして息子を顔を見ずに出勤した。

息子は睡眠時間が足らないで泣きそうになっていた。
10時間から12時間の睡眠が必要な感じがする。
自己申告は5時間しか寝ていない。
アパートに帰って一度寝てから深夜勤に備えると言って夕飯も食べずに去った。
アパートまで車で1時間。事故がないように祈ってモコと見送った。
モコを見てニッと笑って発進したから、精神状態はやや良いと思うことにした。
きっと今夜の深夜勤も大丈夫

息子を見送ってから、母の好きなアイスクリームを買って一路実家へ。
婿ドノがちょうど食後の散歩に出るところだった。
母と妹と行方不明事件には触れず談笑する。
母の記憶はやっぱり危うい。
何度も『今日はデイサービスに行ったからお風呂に入らない』と言う。
朝、2度と行かないと爆弾電話をかけた事など覚えてもいない。
この調子ではまだらに覚えている本日の武勇伝も明日には忘れる。
なぞのお金はどうも御経本に挟んであった数枚を妹が可哀そうだとそのままにしていた分らしい。
最近、『金をくれ』と言って妹は殴られたと言っていたから
何か思いがあったのだろうとは思う。
子供の頃から口で叱られても母から殴られた記憶はない。
妹は相当のショックを受けていた。

自分はボケていない。足も丈夫でしっかり歩けると言う。
だんだん自分の身体状況すら忘れてきている。
母の中で何かが変質してきている。

妹はまだ完全に抗がん剤の副作用が抜け切っていない。
足の指先はしびれたままでいると言う。疲れやすいとも言っていた。
10月初旬まで土日祝を除いて放射線治療に通わなくてはいけない。
ひよひよと頭髪は生えてきて眉とまつげが復活してきた。
もう少し、もう少しで治療が終わるから、
母にもう少ししっかりしていて欲しいと無理を願う

認知症もアスペルガーも取扱書は等しい部分が多い。

  プライドに触発しない。
  否定しない。
  本人の気持ちを大切に充分に汲み取ること。受容。

言えば簡単。
対峙する側も感情ある人間だからいつもいつも冷静に接することができない。
まして体調が悪い時は辛い。
乳がん治療中の妹は自分のことでも必死なのだ。
あっちもこっちもなんだかなぁ~が続く。