ここ約10日間くらい、主人の体調が優れず、家族みんなよく怒られるので、怒らさないようにとピリピリしていました。
もう約20年くらいC型肝炎と共存しておりますので、1日に10種類くらいの薬を服用し、まさに薬漬けの人生です。
1990年と2001年にインターフェロンも試み、2回とも6ヶ月間インターフェロンの苦しみと戦いましたが、結局どちらも効き目がなく、肝炎は治りませんでした。
それ以来ずっと薬と共に病気と仲良く付き合って行くしかなく、現在に至っておりますが、病気のある人は、すごく体調のいい日もあれば、その反対に最悪な日が続いたりと、なかなか体調や気分が安定しません。
1ヶ月に一度の検査や診察に行き、肝機能の数値が上がったり、下ったりに一喜一憂し、体重も増えても減っても気にするし、病院に行った時の検査結果が思わしくなかった時には、家に帰って来て「もうあかんのや」と何時も落ち込んでしまいます。
病気のせいか、体は大きいが、気はとても小さく、何事もマイナス思考で困ります。10日前くらいから体調が悪く、怒らさないようにと顔色を伺いながら、ちょっと何か聞けば、「何回言ったら解るんや、アホカ」と返ってくる。今始めて聞いたことなのに・・・
「ご飯にしませんか」と言っても「食べろ食べろと言って、いったい何を食べさせてくれるんや」とじろっとおかずを見ただけで、「食べるものあらへん」と言って不機嫌な顔して食べなかったり、食べても少し口にしただけで「もういらん」と投げやりにお茶碗や箸を置いてテーブルを離れる。
何か口に合うものをと思い、「何を作ったらいい?何か食べたいものありますか?」と聞けば「何もいらん、かまうな」とか「うるさい、黙れ」と叱られる。
この数日間は、ずっと不機嫌な怖い顔と大きな声で起こる声におびえていました。
何でこんな事を言われなあかんのやと、悲しくなって、料理を作っている時や、お風呂やトイレなど自分ひとりの空間にいる時、週3~4回の自分の習う教室と、ボランティアとしてサポートに入る教室に行くための片道約20分の車の中で泣いていました。
主人が悪いのやない、病気のせいなんや、一番しんどいのは主人なんやと自分に言い聞かせ、優しくしてくれた主人や、誕生日や母の日などに主人が買ってくれたものなどを思い出して、怒ったり悲しんだりしたらアカンと、思えば思うほど涙が出て来ました。
そんな主人もようやく昨日あたりから、C型肝炎のウイルスの活動がおさまったのか、少し体調と気分が良くなって来たようで、昨日の午後「しばらくゴロゴロしていたので、体と心のリハビリのために、クリーニング屋へ服とズボンを持って行って来るわ」と出かけていきました。
帰りに何か思ったんでしょうね。人数分のショートケーキを買って来てくれました。夕食後にそのケーキをみんなでコーヒーと共に食べ、やっとみんなピリピリ感から開放されました。
そして今日は、息子は大学時代のサークルのOBとして、3月に卒業する学生の追い出しコンパに行くから、昼も夜も食事は要らないと言い、娘も大学の時の友達とランチと買い物に行くからお昼ご飯は要らないと言って出かけました。
私は午前11時に車検のため車を持って行く事になっていましたので、その時、主人は自分の営業用の車で、私について来てくれて、帰りは主人の車に乗せてもらい、子供たちはお昼ご飯は要らないと言って出かけているので、私たちも外で食べて帰ることにしました。
2日前に新聞の折り込みチラシに、ベーカリーレストランの生誕20周年の新メニューとして、3月31日までの期間限定で、特別ランチメニューが格安値段で出ていましたので、それを食べに行きました。
写真を撮ろうと思いましたが、お客も多いし、店員さんもおおぜいおられ、何回もお客のところへ運んだり器をさげたりと動き回っておられましたので、写真を写す勇気が出ませんでした。それで、広告から食べたメニューの写真を撮りました。
スープ、サラダ、季節のミニグラタン、若鶏と彩り野菜のグリル、デザートのバニラアイス、パン、コーヒーで値段は1280円(税込み1344円)でした。
パンは小さいパンを何回か2~3種類の焼きたてを「いかがですか」と聞きにきて下さるので、その都度1個づつ頂き、6個まで頂きましたが、さすがにもうお腹いっぱいになりましたので7回目に来てくださった時は「もう充分頂きましたので」と言って辞退しました。
今日は朝から身を切るような寒くて冷たい吹き飛ばされそうな突風が吹き荒れた天気でしたが、本当にようやく心は晴れました。夕方から雪に変り、積もり始めました。
もう約20年くらいC型肝炎と共存しておりますので、1日に10種類くらいの薬を服用し、まさに薬漬けの人生です。
1990年と2001年にインターフェロンも試み、2回とも6ヶ月間インターフェロンの苦しみと戦いましたが、結局どちらも効き目がなく、肝炎は治りませんでした。
それ以来ずっと薬と共に病気と仲良く付き合って行くしかなく、現在に至っておりますが、病気のある人は、すごく体調のいい日もあれば、その反対に最悪な日が続いたりと、なかなか体調や気分が安定しません。
1ヶ月に一度の検査や診察に行き、肝機能の数値が上がったり、下ったりに一喜一憂し、体重も増えても減っても気にするし、病院に行った時の検査結果が思わしくなかった時には、家に帰って来て「もうあかんのや」と何時も落ち込んでしまいます。
病気のせいか、体は大きいが、気はとても小さく、何事もマイナス思考で困ります。10日前くらいから体調が悪く、怒らさないようにと顔色を伺いながら、ちょっと何か聞けば、「何回言ったら解るんや、アホカ」と返ってくる。今始めて聞いたことなのに・・・
「ご飯にしませんか」と言っても「食べろ食べろと言って、いったい何を食べさせてくれるんや」とじろっとおかずを見ただけで、「食べるものあらへん」と言って不機嫌な顔して食べなかったり、食べても少し口にしただけで「もういらん」と投げやりにお茶碗や箸を置いてテーブルを離れる。
何か口に合うものをと思い、「何を作ったらいい?何か食べたいものありますか?」と聞けば「何もいらん、かまうな」とか「うるさい、黙れ」と叱られる。
この数日間は、ずっと不機嫌な怖い顔と大きな声で起こる声におびえていました。
何でこんな事を言われなあかんのやと、悲しくなって、料理を作っている時や、お風呂やトイレなど自分ひとりの空間にいる時、週3~4回の自分の習う教室と、ボランティアとしてサポートに入る教室に行くための片道約20分の車の中で泣いていました。
主人が悪いのやない、病気のせいなんや、一番しんどいのは主人なんやと自分に言い聞かせ、優しくしてくれた主人や、誕生日や母の日などに主人が買ってくれたものなどを思い出して、怒ったり悲しんだりしたらアカンと、思えば思うほど涙が出て来ました。
そんな主人もようやく昨日あたりから、C型肝炎のウイルスの活動がおさまったのか、少し体調と気分が良くなって来たようで、昨日の午後「しばらくゴロゴロしていたので、体と心のリハビリのために、クリーニング屋へ服とズボンを持って行って来るわ」と出かけていきました。
帰りに何か思ったんでしょうね。人数分のショートケーキを買って来てくれました。夕食後にそのケーキをみんなでコーヒーと共に食べ、やっとみんなピリピリ感から開放されました。
そして今日は、息子は大学時代のサークルのOBとして、3月に卒業する学生の追い出しコンパに行くから、昼も夜も食事は要らないと言い、娘も大学の時の友達とランチと買い物に行くからお昼ご飯は要らないと言って出かけました。
私は午前11時に車検のため車を持って行く事になっていましたので、その時、主人は自分の営業用の車で、私について来てくれて、帰りは主人の車に乗せてもらい、子供たちはお昼ご飯は要らないと言って出かけているので、私たちも外で食べて帰ることにしました。
2日前に新聞の折り込みチラシに、ベーカリーレストランの生誕20周年の新メニューとして、3月31日までの期間限定で、特別ランチメニューが格安値段で出ていましたので、それを食べに行きました。
写真を撮ろうと思いましたが、お客も多いし、店員さんもおおぜいおられ、何回もお客のところへ運んだり器をさげたりと動き回っておられましたので、写真を写す勇気が出ませんでした。それで、広告から食べたメニューの写真を撮りました。
スープ、サラダ、季節のミニグラタン、若鶏と彩り野菜のグリル、デザートのバニラアイス、パン、コーヒーで値段は1280円(税込み1344円)でした。
パンは小さいパンを何回か2~3種類の焼きたてを「いかがですか」と聞きにきて下さるので、その都度1個づつ頂き、6個まで頂きましたが、さすがにもうお腹いっぱいになりましたので7回目に来てくださった時は「もう充分頂きましたので」と言って辞退しました。
今日は朝から身を切るような寒くて冷たい吹き飛ばされそうな突風が吹き荒れた天気でしたが、本当にようやく心は晴れました。夕方から雪に変り、積もり始めました。
そして、
ご主人様のご病気、お見舞い申し上げます。
回復の兆しが見えてきて、本当によかったですね。
ご主人様は、自分から好んで機嫌を損ね、そして、暖かい家庭の雰囲気を壊されている筈はありません。
里様が書かれていますように、自分ではやり場のない、病気から来る苛立ちのせいではないかと思います。
誰しも体の具合が悪い時は、自分では思ってもいない感情を、勝手に言葉にしてしまう時がありす。
家族が、一番自分を心配していてくれていることを十分承知していても・・・・
一人になられた時、きっと家族の皆に申し訳ない気持ちを抱いておられたのではないでしょうか・・。
病気の人の気持は、健康な人の様に自分の意思で正常なコントロールが出来る筈がありません。
辛くあたって来れば来る時ほど、ご本人さんが苦しんでおられた筈です。
体調が戻り外出した帰りに、ケーキのお土産を買ってこられたことは、健康なご主人様のやさしい姿であり、何よりも家族への無言での感謝の気持の表現だと思います。
きっと辛くあたられても、家族皆で優しく見守ってあげた、広い心が通じたのではないかと思いました。
皆の願いがもっともっと通じて、一日も早く病気が全快できればいいですね・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日まで、新聞等を賑わしていた「肝炎訴訟」など、健康家族の私にとっては、まったく無縁のニュースでした。
しかし、里様のように肝炎患者さんのいる家庭の様子が、赤裸々に綴られた文章を読ませて頂き、患者さん本人はもちろん、周りの家族の方の大変さを初めて知りました。
私の妻も明日、又1日入院します。
一応、今度で最後の予定ですが・・・・・
以前の記事で書きました様に、やっぱり本人が一番大変なようです。
私も里様のように、優しく見守ってあげたいと思います。
この記事を読ませて頂き、健康の有り難さに、改めて感謝したいと思いました・・・・・・・・・・・・。