気になっていた人

昨年長男のお嫁さんに意地悪ばかりされて、とうとう田舎の空き家へ一人で住むことになった人から年賀状が届かなくて心配しておりました。

元気にされているかな？

心身ともに元気であればいいんですが・・・とずっと気になっていました。

やっと１５日に年賀はがきで、

御無沙汰しております

今年はとても寒いです

京都も寒いでしょうね　　　　　

お体を大切に　　　　　　　　　　

と書いてありました。

そしてご自分で生けた花と羽子板を写した写真が載せてありました。

これで私もホッとしました。

まだ帰らないの？

猫の恵太郎も、お父さんがなかなか帰らないことに何かを感じ始めたようです。

昼間はお父さんのベットの上に上がってお昼寝したり、押し入れのお父さんの服などがかかっているところへ行って何か考えるような姿が見受けられるようになりました。

そういえば、お父さんが１１月２９日の朝、病院の予約日でもないのに、病院へ行くなんてと、何だかいつもにない淋しそうな顔をして、玄関先で見送った恵太郎。

猫なりに、何かいつもと違うなと言う様子を感じ取っていたようでした。

　　　　　

　　　　　

音楽療法

昨日、入院中の主人が、えらい華やいだ声で電話をかけて来ました。

今さっき、音楽療法のコンサートに行って来たと言う事でした。

毎月、この病院では、演奏や歌などので、入院患者さんたちの心の癒しを治療の一環として取り入れられています。

一線で音楽活動をされている人たちの中から、毎月どなたかがゲストに呼ばれ、病院内のホールで披露されています。

ある月は、何らかの楽器の演奏であったり、ある月は、歌であったり、コーラスであったりします。

昨日は合唱で、みんながよく知っている歌の中から「浜千鳥」、「トロイカ」、「雪の降る町を」、「いつでも夢を」などを聞かせて下さったそうです。

主人は、「ものすごく上手だったよ、歌詞を書いた紙を貰ったし、それあんたにあげるし、楽譜を出して弾いて、歌ってみるといいよ」と言う事でした。

いつもは歌や、音楽と言うもの自体に関心のない主人が珍しいことを言いました。

私は「はい、はい、そうして見ます」と言いましたが、内心は、いちいち弾かなくても、無伴奏で、台所で用事をしている時で、誰も家にいない時は、大きな声で歌を歌いながら、やるべき用事をこなしています。

歌を歌いながら用事をすると、よく物事がはかどるような気がします。

内緒だけど、主人の歌は、変調・変調！

よくもまぁ、あんなに音程も、リズムもくるっているのに、歌詞だけが良く着いて来れているなぁと感心しています。

そんな主人が、病院での音楽療法としてコーラスを聞いて感動したのですから、やはり、病気の治療には効果があったのではと思いました。

新しい年を迎えて

例年どうり、何の変りもなく、新しい年を迎えました。

１１月２９日から入院している主人のいない淋しいお正月でした。

元旦の日に一泊で帰宅許可を貰っていましたが、あいにくと言うか、運悪く大晦日の夜から急に激しい雪が降り出し、あっという間に辺りは雪景色に代わり、到底明日病院へ主人を迎えに行くことは無理な状態になりました。

もし元旦に家に帰って来たとしても、翌日また病院へ送って行けるかどうかも解らない状態でした。

主人や子供たちと相談の結果、折角頂いた外泊許可でしたが、あきらめて貰うことになりました。

元旦の夜にもまた雪は激しく降り、ああやはり外泊は取り止めて良かったとつくづく思いました。

主人が家にいない分、お節料理はややひかえめに作りました。

例年取り寄せているおせちは、予約で買いました。



２段重の中身です。

長男とそして普段は家にいない二男も帰ってきて、娘と私の４人でお正月を迎えました。

この取り寄せた２段重だけでは、とてもとても長男、二男の胃袋を満たす事は出来ません。

数の子や栗きんとんなどの比較的みんなが食べる物は作り、毎年何日も残るものは、もう省き、あとはしゃぶしゃぶなどの鍋料理で子供たちのお腹を満たすことにしました。


娘は、今年の元日は、出勤になりました。

元日に出勤した者には、何か感謝の品が貰えるそうなのですが、今年頂いて来たのは、小さなお餅１個だけでした。

　　　　　　　　　　　

娘が言うには、去年は、500円分のクオカードで、その前の年にはお弁当が出たそうです。

娘「今年はこれや、こんなんいらんは、お母さんこれ食べとき」と、えらい不満そうでした。

仕方がないですね。段々世の中の経済状態も変って来ているのですから・・・