里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

松尾大社と山吹

2008年05月05日 | 日々のつぶやき
カメラを持って松尾大社へ山吹の花を写しに行かれた友人が、メールで送って下さった。

「使って貰っていいよ」と言って下さったので、私の好みのを数枚使わせて貰いました。


松尾大社・本殿


八重咲を中心に約3000株が群生しています。


燈籠と山吹


満開の山吹


新緑の葉を背に咲いた花は、黄金色に輝き、鮮やかでひときわ人目を引きます。


花の匂いはバラ科特有の高貴な香りがし、その優雅な姿と共に、つけられた花言葉は崇高、気高いとされている。


山吹はバラ科の低木で、桜が散る晩春に開花を迎えます。


日本と中国に原生分布。今でも旧家の庭にはよく山吹を見かけます。
かっては枝の中心部分を占める隋が行灯・灯心に利用されるなど重宝な植物であったそうです。


現在「一重」「八重」「菊咲」の三種類があり、八重咲きタイプが観賞用に好まれている。


「七重八重 花は咲けども山吹の実のひとつだに なきぞかなしき」
兼明親王 後拾遺和歌集
山道の一軒家に雨宿りを願った武将の太田道潅(おおたどうかん)に貸す蓑(みの)すらない、その家の女性は八重山吹を差し出して短歌を詠んだ。
八重山吹は実をつけないことから、”みのひとつだになき”をかけている。

山吹「ヤマブキ」は山の谷間で枝が風に揺れ動く様から「山振」と呼ばれたのが『万葉集』に記されたのが語源と言われています。






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2 コメント

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Unknown (ラヴィ)
2008-05-07 21:41:43
山吹の花があまりにきれいだったので、私も負けずとハナミズキの写真を載せてしまいました。

京都は神社があったり、堀があったり、すべてに歴史の風情が漂っています。

羨ましいですね・・・・・。

寝不足にならぬよう、 何事もホドホドに・・・・
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山吹の花 (マロニー)
2008-05-09 22:47:30
 山吹の花好きな花です、小さい頃よく山吹の軸の皮をむいて鉄砲遊びをした覚えが有ります、楽しい思い出のひとつでしょう、美しい山吹の花の写真有難う。
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