千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

浅田田次郎講演会3

2014-06-25 | Weblog

講演会の後半は、質問の時間となった。質問はこうだ。「新撰組の軍資金はどのように調達していたのか」と言う問だ。現在の三菱東京UFJ銀行の前身、三和銀行だ。三和銀行は、明治時代の鴻池銀行になる。この鴻池善左衛門その人だ。金額にすると何十億の世界だ。最後は、土方才蔵が鴻池函館支店から、400両を借り受ける。このときの借用書は現存しない。ではなぜこんな大金を貸したのかが疑問になる。鴻池は、この時代が、どちらに転ぶか分からない。だから、両陣営に貸したのではないかといわれている。歴史の裏側は、実に興味深い。
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