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雑煮のヒヤリング中、何故、西は丸餅で東は切り餅なのか気になった。手元にあった「信州学大全」をひも解いてみた。多少の誤差はあるが、敦賀湾と伊勢湾を結ぶ線から以東では、切り餅、以西では丸餅となっている。丸餅は、北陸地方に舌のように伸びているという。西日本に丸餅がつくられているのは、温暖な気候条件にい基づいている。切り餅だと、切り口からカビがつきやすいからである。と記述されている。なるほど。「信州大全」は2004年に出版され、1000ページを超す大作だ。元旦のうどんについて探しているが、今のところ見当たらない。