
散歩をしながらラジオを聞いていた。沖縄慰霊の日の記念式典が中継されている。高校生の平和の詩
の後、安倍首相の「来賓あいさつ」が流れた。登壇前から、微かに野次が聞こえる。NHKだから、あえて拾わないように注意しているのだろう。でもね、島民の悲痛な叫びが伝わってくる。基地への負担に対し言葉を探している。普天間の移設については、時期を語らない。新鮮味がない。国会を最大限に延長して、何をしようとしているのか、島民はすでに見抜いている。これが今の日本なのです。現実から目をそらさないことが、今の国民に問われているのだ。