12月にはいってから、仕事も落ち着いて様々なことが整理できるのかと思っていたら、
突然の惨事やらプライベート業務が押し寄せてきて、結構、あっぷあっぷの状態である。
そのほとんどが人の心配や、周囲の環境改善のこと、自分の役割の責務である。
わかったことがある。私は燃えやすいタイプだ。
自分では冷静に朴訥と行動したい、と思いながら
実は、その逆で一気に燃え上がりやすいタイプである。
そして、あれもこれもと、うまく共存共栄できない。
ひとつのことに、没頭し、夢中になりやすいところがある。
そのうえ、無鉄砲だ。
これは困った。
自分の大切な事柄、自分の指針よりも
人や環境を第一優先し、自分のことは後回しにしてしまうところがある。
こう書けば「それ、いい人じゃない」と思われがちであるが、
要するに人が良すぎるのである。
これじゃあ、いつまでたっても、自分の大切なやるべきことはリストの1番にならないし、
実践できない。
わたしの「今」を言葉に変換しないと、死ぬぐらいに思っていたのに、
習慣というのは恐ろしい。書かないと、いつのまにか書かない日常を平気で
積み重ねるようになり、やがて書けなくなるのである。
今、私の中心にあるのは家族のこと、そしてご近所の女性たちで手をつなぐ
環境改善のボランティアに没頭している。
のめり込む私は、ぬかりなく、人に配慮して責務を全うしようとする余り、
膨大な時間を費やし、自分を犠牲にする。
それでも、学ぶことは大いにある。
一銭のトクにもならない、人のために汗することは、
私が想像した以上にエキサイティングな実体験として、
想像力と精神を鍛えられる。
爽快感だってある。
しかし、ここのところ、ほんとうに喉が渇く。
そろそろ、「水」が必要だ。
干からびてしまう前に、そう、急がなければ。
自分らしさを取り戻さなければ。
自分を大切にしないやつは、
人を絶対に幸せにはできない。
家の人から送られてきたメールにこうあった。
「適当にするのではなく距離感が大切ですよ」。