神棚にお供えするお米を、雀さん用のお皿に入れてやるようになってから、いろんな鳥がわが家にやって来るようになった。
朝に、昼に、夕刻に。
お決まりの雀たちに混じって、瑠璃色の鳥やモノトーンの鳥やツグミやオレンジの胸毛がきれいな鳥も
やってくる。
ベランダの手すりを、チョンチョンチョン!両脚で飛び歩きする姿が、なんともカワイイ。
あ!来た来た。
手を止めて鳥の胸毛あたりや足の形などを見入ってしまう。
時々、しっぽの具合もじっとみる。
鳥はすぐ近くに来ると、くちばしが尖っていたり濡れた目が真っ黒だから「怖い!」と思うくせに、
ちょっと離れて見ている分には、心を安泰にしてくれる、幸せな生きものだ。
かつて、オーストラリアのリゾートホテルに泊まった時、
「ギャー、ギャー!!」と凄まじい声でなく鳥たちによって目覚めた事があるが、それは素敵な心地だった。
アマゾンの森なら、それはもっとドラマチックな鳥の合唱によって、目覚めることができるんだろう。
鳥の声は素敵だ。
風貌もすばらしい。
人が焦がれるものをちゃんと備えている。
羽が生えているのだもの、当然か。
さて、今日は雨。
明るい緑の山々や草の波に、空からの水が、ぎゅんぎゅんと吸い込まれていく。
梅雨になると、地球は水の惑星なんだな、としみじみ想う。
雨の音はいつだって、水の世界に閉じ込められたような安らぎのある余韻を残し、まっすぐに規則正しく降り続く。
こんな日は、落ち着いて原稿が書ける。
風と雨で木々がしなっている音。
しとしと。
ぴちゃ、ぴちゃ。
時々、虫の音色やカエルの鳴き声も混じる。そんな2015年、6月最後の日。
初夏の雨は、大好きです。
朝も、昼も、夜も、夜中も。
お風呂の中でも車の運転中でも。
初夏の雨は、淡い恋とも似て、とても
とてもミステリアスなのであります。
オレンジの胸毛の小鳥はジョウビタキかな?
鳴き声はすれどなかなか姿は見えず…
自然のハーモニーに包まれながら
間近で観察できるなんて素敵ですね!
きれいな鳥を飼ってみたいのだけど、なかなか世話する勇気がなくて。本当は黒猫かロシアンブルーがわが家にいてくれたらなと思う時も。。。
巣箱を入れておいて卵から孵らせたこともあったな…
ピーコちゃん、昔むかしおじいさんと…までは言葉も覚えてくれた。手乗りで肩までいったらチョコンとそのままとまっててくれる。動物って見てるだけで癒されますね。