月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

例年なら京都 祇園祭の宵山

2020-10-09 00:55:00 | コロナ禍日記 2020

 

 

7月16日(木曜日)

 

遅い時間に目覚める。二度寝をするときまって強烈な夢をみる。登場人物が30年前の面々で、わたしは彼ら彼女らに必死に語り、説得をしようと声を荒らげていた。起きてすぐ書き出さないと、秒針が進むごとに記憶が失われる。潜在意識が示すところのメッセージを考えていた。

 

ヨガ、瞑想を10分。朝食にはヨーグルトに、リュバーブのジャム。紅茶。

昨晩の日記を書いて、昨晩の原稿の推敲。提出。

 

2本めの仕事に取りかかり、資料収集をし、なんとか最後まで原稿をアップ。

3日かかる仕事の場合なら、一昨日、昨日、きょうと、少しずつでもブラッシュアップし、それによって推理小説の謎が解けるように少しでもよいものに近づけることがうれしい。自分が成長していると感じられる。

 

7時半。暗い幕がおりるまえのほんのひととき、散歩にでる。いつもの通りをくるっと歩くも、あれ? 空気がかわった。昨晩と違う。虫の気配が強い。あ! 例年なら祇園祭の宵山へでかけているところだ。どうりで、だ。すぐに真夏がくると悟る(祇園祭の山鉾巡行が終わればきまって関西は夏が来るのだから)

 











散歩から帰宅後。明日の取材準備。これまでの資料をよみかえす。

 

きょうはパパさんの出張なので、簡単にチキン1枚を焼き、タマネギのソテー、パプリカやブロッコリーをオリーブオイルで調味して頂いた。掌にすっぽりおさまる南米のグラスに赤ワインを1杯。

 

少し本を読む。このところ千早茜さんの「透明な夜の香り」の終盤にさしかかっていて、少しのすきま時間も読んでいる。1章1章を貴重に。もうわたしの頭の中では調香師小川朔の研究所(洋館)の情景が手にとるように記憶されている。

 

 

明日の取材準備。これまでの資料をさーっと読み返す。


11時からふたたび原稿にかかり、1時まで書く。そのまま倒れるように就寝。

 

 



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