雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

67.5歳、現役の営業ウーマン と言えば聞こえはいいけれど・・・いつまでやってる?働かざるを得ないってこと

2018-12-10 06:13:44 | 日記
これは愚痴であり、最後にちらっと、又かい・・・の自慢もあるので、先にお知らせ。

67.5歳の私は、時々よそ様のブログを拝見しにお伺いする。それもやはり同じ60代の女性のが多い。
それで思うのは、『いいなぁ・・』ってこと。何がって?おひとりさまは少ないから。
ご主人がおいでの方は殆どが働いてない。多分働く必要なんか無いのだろう。

一緒にお買い物に行ったりお出掛けしたり。何だかんだ言っても、傍に連れ合いが居るってことは心強い。
お孫ちゃんのお世話をするにしても、1人より2人の方が良いに決まってる。
たま~に、ご主人に先立たれた方だとか、体があまり丈夫でない方などもおいでだけれど、誰も働いて無い。
お金の心配なんか必要無いのだろうな。
”羨ましい”と言うのとはちょっと違うのだが、やっぱり”いいなぁ・・・”とは思う。
私は働かなければならないから。何故?

私が働くことの理由は、一番はやっぱりお金だ。
厚生年金と個人年金だけでは、暮らせなくは無いだろうが、おとなしく、静かに、慎ましく
暮らさなければならない。
大げさに言えば、爪の先に火をともす様な、そんな生活。そんなの無理だ。
貯金も雀の涙ほどだし。
娘2人を学校に行かせ、結婚させ、それだけで必死で、その頃は余裕なんて無かった。
今は又1人だけれど、今は孫に忙しい。まあ孫にお金を使うのは好きでやっているのだけれど。
ただ、いいカッコしたいだけだ。アテにされているから、調子に乗っていいカッコしてしまう。
慎ましやかな生活と言うのは無理だな・・・。

友だちと食事にも行きたい、旅行にも行きたい。
そんなこんなで、お金はまだまだ稼ぐに越したことは無いのだ。
手持ちのお金が無く待った時が死ぬ時。それが理想。そうありたいし、そうなるよう祈っている。
だからお金が無くなったら死ななければならないので、まだしばらく生きたい自分としては、
お金が減らない様頑張らねばという計算。

仕事は好きだけれど、営業の仕事は面白いけれど、もし自分に余るほどのお金が有ったら、
まだ仕事続けているだろうか?と考える。
いくら好きでも、必要無ければ働かないのでは?と考える。
しかし私は、何度も言っているが、およそ趣味が無い。仕事が趣味だとさえ思っていた時期もある。
休みが3日以上あって、何も用事が無かったりしたら、ボケてしまうんじゃないか?とさえ思う。
家事とテレビ観る以外に何もすることが無い。今まで趣味にいそしむ時間なんか無かったし。

脳の手術をしてくれた先生は私に、倒れるまで仕事しなさいと言う。あなたの場合は仕事辞めるとボケそうだと。
それもあって仕事辞めるの怖い。
幸いにも、身体は丈夫みたい。胃は怪しいが腸は丈夫。風邪も引かないし、疲れも一晩寝たら治る。
腰や足もまだ痛くない。目は見えにくく強度の老眼鏡が必要だが。血圧の薬は飲んでいる。

時々、何でこの歳まで働いてるんだろ・・と思う時がある。
ちょっと、こんな人生のはずじゃなかった・・と思うことがある。
ずっと忙しく働いて来た人生、いい加減ゆっくり休めば・・・と思うこともある。
それが、訳あって30年働いた会社を辞め、新しい会社に入って3ヶ月余り。この歳でねぇ・・・。
普通ならもう引退する歳だ。
正直しんどい。頭も体も付いて行くのに必死。
昔からのお客様が、標準機のラインナップが多いから、覚えるの大変だろうと思うよと。
でも、しんどいなぁ・・・と思っても、やっぱりまだ仕事辞めたい!って言うところまでは行かない。

先週社長が教えてくれた。
会社に、私が入社したのと入れ違い位にご主人の転勤で関東に引っ越した会社創立頃からのCADの女性
(50代)が居るのだけれど(CADなら遠隔でも出来るから、今も変わらずCADで図面描いている)
その人が言ったそうだ。
『〇〇さん(私のこと)のパワーが凄いっ!私も負けていられない。負けない様に頑張る!』と。
その話を聞いた時は嬉しかった。そんな風に思ってくれているなんて・・・と。
彼女は見積設計で、こんなレイアウトでとか、こんな構想でとか、動作範囲をみて下さい、入りますか?とか、
そういうことに対応してくれる。
前の会社では営業の意見なんか全く聞き入れてもらえなかったが、お客様の思いを一番解っているのは営業だ。
それを何で・・・といつも悔しい思いをして来たが、今の会社は違う。
標準品以外の一品対応のものなら、社長は先ず自分で考えろと。だから自分で考え案を練りマンガを描く。
それを彼女に送る。それを図面化してくれるのだ。
あ、なんか仕事面白いという話になってしまった。好きなんだね、結局。

上手く行くかどうかは分からないが、希望の死にたい年齢は2~3年の幅を持って、決まっている。
カウントダウンは始まっている。
それまで出来るだけ元気で、出来るだけ長く働いて、出来るだけ機嫌よく、お金に困らない様に、
子どもたちに迷惑かけない様に、過ごしていければいいな・・と思う。

髪の毛も薄くなり白髪も増え、顔のしわも増え肉もたるんで来るけれど、相手に不快感を与えないよう
必要最低限の身だしなみに気を付け、努め、仕事に年齢なんて関係無いよって思われるほど
おばーちゃんパワーで頑張ればいいか・・・と最近は開き直りにも似た気持ちで居る。