映画『Fukushima50』、私、好きなんですよね。
あの映画は、最悪の危機に陥る状態を寸前で食い止め、東日本を、いや日本全体を救った方々の物語です。文字通り命がけで、出来る限りのことを努力し続けた方々の話。
いるべき時に、いるべき場所に、いるべき人たちがいた。その「奇跡」に歓喜し感謝し、涙する。そんな映画なんです。
吉田所長はじめ、あの時あの現場にいたすべての方々への感謝と称賛を込めた、そんな映画なんです。
だから、好きなんです。
さて、このドラマはどんな「意図」で作られているのでしょうね?そこに政治的思想的「偏向」はないのでしょうか?
なんだか嫌な感じ、胸がゾワゾワする。
それはともかく
私は今、とても憤っています。
いまだ福島県を苛む風評被害。それを流しているのが、外ならぬマスコミだということに。
放射線の危険性を失くしたうえで海に放出する「処理水」を、わざと「汚染水」といってみたり
しっかりと処理をして安全な福島の土に関して、「危険だ危険だ!怖い怖い!」と、不安を募らせるような印象操作をする。
処理を施した土で育てた作物は良く育つそうだし、もちろん放射線レベルは安全圏、まったく問題はないという実験結果が出ている。こうした科学的に検証されたデータがあるにも関わらず
「危険だ心配だ怖い!」と言い続けるマスコミ。
酷いね。
自分たちの主張を通すためなら、デマを流し、福島県民へ多大な損害を与えることも厭わない。
私は岩手県民ですが、同じ東北民として
同じ「日本人」として
心の底から
腹が立つ。
このドラマが配信されることにより、そうした風評被害が益々広がるのではないかと、危惧するばかりです。
なにを描こうと基本的には自由だし、事故の検証や問題提起等も必要だとは思う。
賛成反対、大いに議論なさればよろしい。
だが、
風評被害の喚起だけは勘弁願いたい。
そこのところ、配慮願いたいところですが
どうかな…。
まっ、いずれにしろ、私はNETFLIXと契約する気はさらさらないので
観ませんけどね。
映画『Fukushima50』予告編
個人的には、こちらの映画をこそ観ることをおススメしたいですがね。
まだアマプラで観られるはず。佐野史郎さん演じる某総理大臣とか、良い味出してますよ(笑)