2013年、ももクロは東日本大震災で大きな被害を受けた、宮城県女川町でフリーライブを行っています。
その会場でスカウトされたのが、現在いぎなり東北産のリーダーを務める橘花怜だったわけですが、今回はその話ではありません。
今日貼った曲、『仮想ディストピア』は、この女川町をイメージして書かれた曲だと、れにちゃんが言ってました。
ただ、この曲が収録されているアルバム『5th Dimention』が発売されたのが2013年4月。女川でのライブは2013年6月ですから、時間的にちょっと無理がある。
確かに、「瓦礫」という歌詞があるし、詞全体からも、震災からの復興を歌っているのだろう、ということはなんとなくわかっていましたが
女川という具体的な場所をイメージして作られた曲なのかどうか、ちょっと怪しい気もしますが、どうなんでしょうね。
まあでも、女川のことを歌ったと思われることにも、それなりの理由があるわけで
2013年のライブ以来、ももクロと女川町民とはお互いを「お友達」と呼び合う仲。フリーライブから10年以上経ったいまでも交流が続いています。
ももクロメンバーは折あるごとに女川町を訪れ、女川町の方々はそんなももクロを「お帰りなさい」と迎えてくれる。
一過性ではない、心からの交流が今でも続いているということに、ももクロの「息の長さ」の所以の一端が
見える気がする。
だからこその、「女川をイメージした」と謂われる所以かな、なんてことを思う、私であります。