お正月は山口馬木也と共に、どうですか?
今年は時代劇の年といっても過言ではなかったし、なかでも山口馬木也さんの人気急上昇は、驚きつつも大変うれしいことでした。
色々妄想も膨らんできます(笑)。馬木也さんにどんな役をやらせたいか?そうだねえ、『雨あがる』の主役にしてリメイクするのも面白そうだし、池波先生作品ならば、やはり『真田太平記』の真田雪村(信繁)かな。主役よ、主役。
『忠臣蔵』なら不破数右衛門がいいな。堀部安兵衛?いや、やっぱり数右衛門でしょ!
で、小林平八郎が冨家ノリマサさん!この二人の殺陣再び。最高やん!
今年も「妄想忠臣蔵」の季節が近づいてまいりました。今年のキャスティングは後程に。
いやあ、新たなる時代劇スター誕生!楽しいったらありゃしない。
ゴールデングロス賞は映画館主などの興行関係者が選ぶ賞だそうな。映画興行の現場の人たちが選ぶ賞ということだね。
客が入るか入らなないかというシビアな環境の中にいる人たちに選ばれるってことは、とても貴重なことで、ある意味とても誇らしいことだと思う。
良い賞を貰いましたね。
松本幸四郎版『鬼平犯科帳』で、長谷川平蔵の親友岸井左馬之助を演じた馬木也さん。どこか切なげで、虚無感すら漂わせつつも、若い頃の真っすぐさは失っていない。こんな左馬之助は今まで観たことがなかった。
中村吉右衛門版『鬼平犯科帳』で左馬之助を演じていた江守徹さんや竜雷太さんは、どうしても豪快さの方が前に出てしまうんだけど、馬木也さんが演じると豪快さはなくなって、どこか切なさとか哀しみを背負いつつも、精一杯明るく生きているという感じが滲み出てきて、私としてはこちらの左馬之助像の方が断然いいなと思いましたね。
山口馬木也、良い俳優です。いままで隠れていたのが不思議なくらいだ。
山口馬木也に、皆注目!