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文庫紹介として取り上げるのもどうかと思ったのですが、四条畷神社にお参り行った時に楠公慰霊塔を見ましたので紹介してみます。
ちなみに四条畷神社は、地車彫刻でも出てきます「桜井の別れ」で知られる楠木正成嫡男楠木正行が祭神。
その境内に楠公慰霊塔があります。
この慰霊塔は、平成2年に豊中近辺?の山林から発見され境内に寄贈。碑には、勤王志厚い楠木正成公が我が子と桜井で別れ当寺に宿泊したあと兵庫にて自決した。そんなかんじの内容。
時代小説、私的には、戦国時代のものが面白く、鎌倉時代、室町時代ものはどうも正直人物背景、朝廷、公家、将軍といった関わりがイマイチぴんときませんので読んでいても流している感があります。
歴史的にも文献が少なく時代事実や出来事が乏しいのも原因かもしれませんね。
源氏のヒーロー?源義経なんかは、違う作者で4冊ほど読みましたがいまだ真実?善悪良くわかってませんね。
そんなよく解らない時代の楠木正成=通称・大楠公(だいなんこう)
ハードボイルド小説の旗手・北方謙三著
ときは鎌倉末期。幕府の命数すでに無く、乱世到来の兆しのなか、大志を胸にじっと身を伏せ力を蓄える男がひとり。その名は楠木正成―。街道を抑え流通を掌握しつつ雌伏を続けた一介の悪党は、倒幕の機熟するにおよんで草莽のなかから立ち上がり、寡兵を率いて強大な六波羅軍に戦いを挑む。己が自由なる魂を守り抜くために!北方「南北朝」の集大成たる渾身の歴史巨篇。
ハードボイルなんですが・・・残念ながら嫡男正行は出てきませんね。桜井宿の場面もなく、最後の自決シーンもなく、う~ん?終わりか・・・・てな感じかなぁ
四条畷神社境内・楠公慰霊塔
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