加東市上鴨川 住吉神社
本殿
昭和35年 国指定 重要文化財
三間社流造、檜皮葺。
棟札より正和5年(1316年)創建。永享6年(1434年)再建、明応2年(1493年)に再々建。内陣墨書銘より現社殿は、明応2年の物と判断される。
貞享3年(1686年)に向拝の修理がなされた。内陣を一段高く造るこの地方独特の形式となっている。床下の転用古材から本来は四間であったことが窺える。
摂社
長床・舞殿
神事舞
国指定 重要無形民俗文化財
境内では五穀豊穣・無病息災を祈願して、毎年10月第一土曜・日曜日に神事舞が奉納される。宮座組織によって鎌倉時代の形態を厳格に留め、継承されており、中世の面影を体感できる貴重な舞踊として、全国的に知られてる。
神主の祝詞で宵宮が始まり、宮巡り、斎灯、神主・禰宜・清座による割拝殿での神楽の後、リョンサン舞・獅子舞・田楽七番・イリ舞が演じられ、願済で行事を終え。本宮も神主の祝詞、盃ごとの後に、リョンサン舞・獅子舞・田楽・イリ舞・高足、そして翁舞・父尉・ミコの舞が演舞された後、祇園座による子供相撲が奉納される。
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