ぶらり紀行

宝塚市近郊の神社仏閣・祭り山車を中心に訪れた様子をレポート

ユーラシアンホワイト ~大沢在昌~

2014年02月18日 21時54分42秒 | 文庫本

ユーラシアンホワイト 欧亜純白


基本好きになった作家なので嫌いなストーリー展開でないのですが・・・・

上下刊あわせて約1300ページ!!

通常はひいてしまうほどの文量ですが、抵抗なく読みはしたのですが、やめられないとまらないのイッキ読みにはなりませんでした。

国際的は麻薬取引事案・ロシア、アメリカ、中国、日本など世界各国の犯罪組織が絡む壮大なスケールの題材

ただ、いかんせん物語を複雑にしようとしたのか?麻薬とそれに絡む犯罪組織、行政機関の解説部分が重い。

ダブル主人公であるDEA(アメリカ麻薬取締局)ベリコフと厚生省麻薬取締官・三崎を取り巻く協力者との間での会話に終始し、従来作品ような次から次に起こる事件への展開力、ドキドキ、ワクワクがあまりありませんでした。

感想文は、これぐらにしておきます。(笑)

1997年香港。中国返還を直前にひかえ、世界中の犯罪組織のあいだで激しい抗争が展開されていた。そのカギを握るのは、中国本土を経由し、香港からアメリカ国内に持ち込まれる「チャイナホワイト」と呼ばれるヘロイン。虎視眈々とビジネスチャンスをうかがう、ロシアマフィア、シチリアマフィア、中国マフィア、日本の広域暴力団。その野望を打ち砕くべく、DEA(アメリカ麻薬取締局)のベリコフと厚生省麻薬取締官事務所の三崎が立ち上がる。

「黄金の三角地帯」と「黄金の三日月地帯」という世界二大ケシ産地を抱えるユーラシア大陸をまたにかけて、新たにヘロインビジネスを牛耳ろうとたくらむ謎の人物「ホワイトタイガー」。国境・人種を超えた犯罪組織の熾烈な抗争と罠、謀略、暴力の渦。ロシア、中国、日本―ユーラシア大陸に広がる“白い悪の連鎖”を潰せ! ベリコフと三崎、二人の闘いの行方は? 超巨編ハードボイルド完結篇。




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