天上紅蓮 (てんじょうぐれん) 渡辺淳一
完全に表紙絵コレクションにて購入
この龍の絵は、加山又造作 「墨龍」 山梨県 身延山久遠寺大本堂天井画であります。
1984年の作品
スプレーによるたらしこみと洗い出しという斬新な技法を用い、120㎡という巨大な金箔地に、琳派を思わす波、雲、そして龍そのものが姿を現わしているそうです。
私は、現物を見ていませんが・・・・この5本足とこの龍の顔どったで見たと思って調べると加山又造作天上画が、もう一箇所ありましたね、京都嵐山 臨済宗大本山天竜寺法堂天井画「雲龍」
こちらは、見ました!!
こちらは、明日にでも紹介しましょう。
さて本題文庫内容ですが・・・うーん正直つまらん。主人公待賢門院璋子(後白河天皇の生母)生涯あらすじですね。
主人公の内面があまりありませんし、失楽園や愛の流刑地にみるエロス力も弱くもりあがりなし。
史上、これほど愛された女性がいたろうか―時の最高権力者・白河法皇と、その養女にして最愛の恋人・待賢門院璋子。法皇63歳、璋子15歳。およそ50歳も離れた二人の愛は、平安という貴族社会を炎上させるほど、激しく純なものだった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます