リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

野党の使命はマイノリティ擁護だけではないはず

2024-11-08 | 政治
アメリカ大統領選でハリス氏が予想以上の大差でトランプ氏に負けた。ヒスパニック、黒人といった民主党の支持層も切り崩されたようだ。インフレなどの現政権下での社会問題を突かれたこともあるが、民主党全体の問題とする声が根強いという(朝日新聞2024-11-8)。 「民主党は近年、ジェンダーや特定の人種などの権利や利益を擁護するアイデンティティー政治の色合いを強めてきた。ただ、行き過ぎへの反発も生まれている . . . 本文を読む

第一次トランプ政権による自動車関税撤廃の「約束」はどうなった?

2024-11-07 | 政治
先日、池上彰氏がテレビで先のトランプ政権の話をしていた。トランプ大統領がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)から離脱したことでアメリカ産牛肉の関税は引き下げられず、日本では安くなったカナダやオーストラリア産に押されて米国の畜産農家が苦境に立たされた。そこでトランプ大統領は日本と二国間協定によりTPP並みに牛肉の関税を下げさせることに成功した。トランプ氏は自分が交渉して勝ち取った勝利だと誇ったが、 . . . 本文を読む

NISA普及で憂える株価至上主義

2024-11-06 | 政治
「財布の中身 米大統領選次第? 株価に影響『NISAが世界知るきっかけに』」(朝日新聞2024-11-6)という記事を読んだ。 NISA(少額投資非課税制度)を利用している普通の庶民が世界情勢に関心をもつようになった、と肯定的に報じている。 だが実はこれこそ私がここ数年危惧していたことだ(どこかで読んで触れた覚えがあるが思い出せない)。 景気がよくなってほしい――それは誰しも政府に望むことだ。だが . . . 本文を読む