リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

野党はせめて候補一本化を

2022-02-27 | 政治
かねがね連合の「共産嫌い」が自民党を利することを危惧していた。かつては、経営者は自民党を支持し、労働者の代表たる連合は野党第一党を支持していたのだが、民主党が分裂してからは立憲民主党を支持することに迷いがあったようだ。だが野党候補が乱立しては勝ち目はない。野党の候補一本化が必要なことは明らかだ。 先だっては連合が支持政党「なし」としたことが波紋を呼んだ。自民党とも距離を縮めている(朝日新聞2022 . . . 本文を読む

コロナ支援は必要だが、過大なバラマキは慎め

2022-02-23 | 一般
政府提出の新年度予算案の国会審議が進んでいる(朝日新聞2022-2-22夕刊)。 予算案は総額108兆円に近く過去最大。社会保障費や防衛費が過去最大規模になったほか、新型コロナウイルス対応の予備費で2021年度と同額の5兆円を計上したという。コロナ対応で財政が厳しいこの時期の防衛費増は理解に苦しむし、当初予算にないのに年度途中の補正予算で緊急でもない出費を追加する近年の悪弊も問題だが、今回はコロナ . . . 本文を読む

「コロナ鎖国」緩和はいいが、感染対策は怠るな

2022-02-19 | 一般
岸田首相が経済界などからの要望に押し切られて、新型コロナウイルス拡大防止のための水際対策を緩和することにした(朝日新聞2022-2-18)。外国人労働者なしでは回らない現場のみならず、外国人技術者が入国できなくて輸入した機械が使えないなど、あちこちに弊害が出ていたからやむを得ない。私自身、せっかく日本に来たいと思ってくれている留学生がいるのに、足止めされて日本の印象が悪くなっていると聞いて、なんと . . . 本文を読む

日本の大学生はもちろん、海外からの留学生にも学ぶ機会を与えてほしい

2022-02-12 | 一般
新型コロナウイルスの拡大防止のための日本の水際対策が厳しすぎると海外からは批判されるという話を聞く。一時は海外からの日本人の帰国もできなくなるなど迷走したように記憶しているが、今ではさすがに日本人の帰国や、日本に拠点のある外国人の再入国までは止めていないようだ。だがそれでも、新規入国は止めている(「特段の事情」がある場合は例外とされているが)(外務省)。 海外からの人の流れが止まると働き手を維持 . . . 本文を読む

高層化で増床する再開発の「等価交換」はフェアじゃないのでは?

2022-02-11 | 一般
東京の明治神宮外苑地区の樹木の7割を伐採する再開発計画案を都が決めたという(朝日新聞2022-2-10)。この地区は自然景観を維持するため風致地区に指定されており、文化遺産保存に関する日本イコモス国内委員会も、公益性の高い文化遺産であるとして「破壊することなく継承していくべきだ」と提言していたという。都心に残された緑地が次々になくなっていくこと自体面白くないが、再開発の利益が一部の業者に偏っている . . . 本文を読む

収入不足を懸念してカジノに頼るのに巨額の公費で液状化対策をする矛盾

2022-02-07 | 政治
横浜では昨年の市長選で山中新市政となり、自民党有力者もIR反対を打ち出したこともあって、IR(カジノを含む統合型リゾート)の誘致はなくなった。だが大阪や和歌山ではまだIR誘致の動きが続いている。地元でなければどうなってもいいや…とはやはり思えない。特に、大阪ではIRのために790億円もの公費が投入されると聞くと(朝日社説2022-2-5)、おかしいと思わずにはいられない。 大阪でのIRの建設予定地 . . . 本文を読む