リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

新型ウイルス:政府の封じ込め失敗を責めすぎるべきではないが…

2020-02-26 | 一般
新型コロナウイルスの感染者が増え続け、安倍首相がスポーツ、文化イベントの開催を2週間自粛するよう要請した。そこまでしなければならなくなるとは、政府の水際作戦は完全に失敗したといえる。 だが1月の時点からすでに市中感染が起こっているとの指摘はあった。いくら客船を足止めしても、成田からは外国人が連日来日している。今回のウイルスは感染しても症状のない人や風邪と区別のつかない軽症の人も多いというから、空港 . . . 本文を読む

核ボタンを握る個人に人類の存亡がかかっているこの現実

2020-02-09 | 政治
世界の危機を地球滅亡までの時間に見立てて表示する「終末時計」が過去最短の100秒になった。冷戦期の最短だった2分よりもさらに滅亡に迫ったこの数字に、核戦争勃発後の人類滅亡への日々を描いた米映画「渚にて」を想起した人もいるようだ(朝日新聞2020-2-9)。「千分の一秒遅れたら自国の滅亡だと思いボタンを押す」という偶発戦争の怖さを描いているようだ。1983年にはそれが現実になりかねなかったそうだ。ソ . . . 本文を読む

「子供がうるさいから保育園反対」はドイツにもあった

2020-02-04 | 待機児童
せっかく保育園新設が決まっても近隣住民の反対で頓挫することがある(過去ブログ)。賭博場などいかがわしい施設に反対というならともかく、保育園に反対というのは初めて聞いたときには理解できなかった。子供の声がうるさいとか、送迎の保護者の違法駐車などが問題になるようだ。 住宅事情の悪い日本ならではの事情かと思ったが、ドイツでも00年代に「子供の声がうるさい」といって保育施設が訴えられるケースが相次いで、閉 . . . 本文を読む

インバウンド頼みの日本経済がなさけない

2020-02-03 | 一般
新型肺炎の広がりが懸念されるなか、日中国民の好意を伝える記事(朝日新聞2020-1-30夕刊)に心が温まる。 新型コロナウイルスの発生地である中国の武漢で移動制限が課されて各国が自国民の引き上げに動く中、日本もチャーター機を送って希望する日本人の帰国を進めているのだが、往路のチャーター機に緊急支援物資を積んでいった。外相間の電話協議で中国側が求めているものを確認し、マスク、手袋、防護眼鏡、防護服な . . . 本文を読む