京都の北、西賀茂にある正伝寺は交通の便が良くなく、又市街地より遠い為、一般の観光客は来ません、私は好きなお寺の為
4~5回行きましたが、1度だけ2人で来られている方にお会いました。今回も私一人です。
山門を潜ると300m程の木々に囲まれた参道が続きます。静かです、風がある為 木々が触れ合う音のみがきこえます。
訪れる人も少なく訪問時は鐘を二打 打ちます。
方丈の広縁の天井は関ヶ原の直前伏見城に立て籠もった徳川方がその落城の時、割腹し果てた廊下の板を天井にしたものです。
今も板上に残るおびただしい血痕は当時の悲惨な武士道を物語っています。
比叡山を取り入れた借景庭園