近代建築とは明治から昭和初期に建てられた建物で洋風のものばかりでなく、大きな意味で和風や和洋折衷の建物も含まれる。
JR奈良駅旧駅舎 (奈良市総合観光案内所)、近代化産業遺産に認定、 昭和9年建築、瓦葺の屋根や相輪など寺院建築の意匠が
取り入れられている。 平成16年、建物を北へ16m移動して保存
旧奈良女子高等師範学校本館(奈良女子大学記念館) 明治42年建築
ヨーロッパの木造建築の形式であるハーフテインバーを採用した華麗な木造洋風建築
旧帝国奈良博物館本館 (奈良国立博物館なら仏像館) 重要文化財 明治27年建築
レンガ造り、モルタル装、石貼りの本格的洋風建築。設計者の片山東熊氏は最初の日本人建築家4人の内の1人で現迎賓館等を
設計した宮廷建築家である。
南都銀行本店 登録有形文化財 大正15年建築
西洋建築の古典様式を採用した銀行建築。正面に古代ギリシヤの建築様式のひとつであるイオニア式の列柱が並んでいる。
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