兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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旬の食材 つるむらさき

2021年07月06日 | Weblog
暑いですね。
湿度が身体にこたえます。
頭痛や倦怠感の症状の来院患者さんが少し多いです。
今の気候のせいでしょうね。
早く梅雨が明けると良いです。


最近、農協の直売所に野菜を買いに行ったら、とてもきれいなつるむらさきを売っていました。
すぐに手に取り購入しました。


独特の粘り気がとても好きです。
見た目ほうれん草のような緑黄色野菜です。

特に今の時期が旬で市場に出回りやすくなります。

つるむらさきのような緑黄色野菜にはβカロテンが豊富です。βカロテンは身体の中でビタミンAに変換されます。皮膚や粘膜の状態を良好に保ち、視力機能を高める効能があります。
また、こちら、強い抗酸化作用があるので老化防止やアンチエイジング、免疫力強化にも期待ができます。


そのほか、カルシウムが豊富であったり、マグネシウムの含有量がおおいやさいです。マグネシウムもカルシウムも骨を形成するときに必要なミネラルの1つです。
また、マグネシウムは筋肉中の電解質を調整して筋肉の収縮を正常にする効能があります。
この時期に足が釣りやすくなる人も多いです。
暑さでミネラルバランスが崩れやすかったり、田んぼや畑仕事で筋肉を使う機会が多かったり。

そういう場合は意識的にお野菜をとってミネラルバランスを意識したり、水分補給や筋肉を休めることが予防につながります。
それでもダメなら、こむら返り用のお薬もありますので相談してください。(脱線しました)


つるむらさきのお話に戻りますが、この季節にたくさん取りたいビタミンCも豊富です。
今の季節は真夏より紫外線照射量が多いですよ。美白やシミソバカス予防にもビタミンCを積極的に取ってくださいね。ビタミンCは壊れやすいので一度にまとめて取るよりも、こまめに取り続けるのがおススメです。
先日紹介したジャガイモもビタミンCが豊富な食材ですので、おすすめです。


鉄分もつるむらさきは豊富に含みます。
血液の中で赤血球のヘモグロビンを作る成分となります。貧血予防に効果があります。また、最近特に美容にはビタミンCなどと並んで鉄分も大切と言われていますよ!鉄分を取ることで小さなお肌のトラブルなどが解消することもあるようです。
鉄の吸収を助けるビタミンCと一緒に取るのがいいです。


今日は簡単につるむらさきをおひたしにして冷たくいただくことにしました。
皆さんも是非、旬の食材を召し上がってくださいね。




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